マイクロバス型キャンピングカーとは？魅力とおすすめモデルをご紹介
マイクロバス型キャンピングカー、通称「バスコン」は、キャンピングカーの中でも特に広く、豪華な設備を備えたタイプで、多くのファンを魅了しています。
マイクロバスキャンピングカーの魅力
1. 広々とした居住空間：マイクロバスは元々10人以上を乗せる設計のため、改装後は通常のキャンピングカーよりもずっと広い空間を確保できます。居住スペースにはソファ、テーブル、キッチン、ベッド、トイレ、シャワーが備え付けられ、自宅やホテルのような快適さを提供します。
2. 高い走行性能と安全性：マイクロバスは強力なエンジンと大型のタイヤを搭載しており、山道や高速道路でも安定した走行を実現。ABS、エアバッグ、バックモニターなどの安全装備も充実しています。
3. 豊富なカスタマイズ可能性：ベースとなる車両の選択から、居住スペースのレイアウト、設備、デザインに至るまで、多岐にわたるカスタマイズが可能です。オーダーメイドで作ることもできるため、自分だけのマイクロバスキャンピングカーを実現できます。
マイクロバスキャンピングカーのデメリット
しかし、この豪華なキャンピングカーにはいくつかのデメリットもあります。
1. 高い購入費用と維持費：最も高価なタイプの一つであり、価格は数千万円から数億円にも及びます。また、燃費が悪く、税金や保険料、修理費用も高額です。
2. 運転と駐車の難易度：サイズが大きく重量もあるため、運転にはある程度の技術と経験が求められます。また、一般の駐車スペースに停めるのは難しく、駐車自体が一苦労です。
3. 法的な制限や規制：特殊な車両としての扱いを受けることがあり、道路や橋の通行制限、施設への入場制限などに直面することがあります。
おすすめのマイクロバスキャンピングカーモデル
- 日産・シビリアン グランドキャンピング：長年にわたり愛されているシビリアンをベースにしたこのモデルは、走行性能と安全性に優れています。内装は豪華に改装されており、ソファ、キッチン、ベッドなどが完備。また、外部電源や太陽光発電システムを搭載しており、自立した生活をサポートします。価格は約4000万円からで、日産のディーラーで購入可能です。
- 三菱ふそう・ローザキャンパー：最新のディーゼルエンジンと低燃費技術を備え、環境に優しい選択肢です。シンプルながら機能的な居住スペースは、快適な旅行生活を提供します。オーダーメイドでの製作が可能で、個人の好みや要望に応じたカスタマイズが楽しめます。購入価格は約2000万円からで、三菱ふそうの正規ディーラーで取り扱っています。
- トヨタ・コースター ドリームキャンパー：**日本で最も人気のあるマイクロバスをベースにしたモデル。オーダーメイドでの製作も可能
で、自分の好みや必要に応じてカスタマイズできます。ドリームキャンパーは居住性と機能性を兼ね備え、長期間の旅行やアウトドア活動に最適です。価格は約3000万円からとなっており、トヨタの正規ディーラーを通じて購入可能で、保証やアフターサービスも充実しています。
まとめ
マイクロバスキャンピングカーは、その広々とした居住スペース、高い走行性能と安全性、そして豊富なカスタマイズの可能性によって、多くのキャンピングカーファンから愛されています。家族や友人との贅沢な時間を過ごしたい、旅行をより自由に楽しみたい、という人には最適な選択です。しかし、高額な購入費用と維持費、運転と駐車の難易度、そして法的な制限や規制には注意が必要です。
マイクロバスキャンピングカーを選ぶ際は、これらのメリットとデメリットをしっかりと比較検討し、自分や家族のライフスタイルに合った車を見つけることが重要です。あなたのキャンピングカーライフが、より豊かで快適なものになることを願っています。
