Q
バスコンとはどのようなものですか?
バスコンとは、マイクロバスをキャンピングカーにしたものです。
バスコンとは
バスコンとは、バスコンバージョンの略で、主にマイクロバスをベースにキャンピングカーへと変更したものです。
マイクロバスは、幼稚園バス等でも利用される事が多く、小回りが効くことが特徴です。
バスコンのベース車両に使用されるトヨタ・コースターは、標準ボディで最小回転半径5.5m、ロングボディでは6.5mです。
トヨタ・プリウスが5.1m、装備によって5.4mであることを考えると、車体の割に取り扱いやすいと言えるのではないでしょうか。
バスをベースにしても、ボディ部分を完全に切り取ってオリジナルの箱を用意した「フルコン」と、バスの外側にはほとんど手を入れず、内装だけを改造した「バスコン」がありますが、
今回は、共に「バスコン」として紹介致します。
バスコンの特徴
広い空間
車両サイズは国産キャンピングカーとしては最大級です。幅は2m強と、国産キャブコンと同等ですが、長さは6m超と長くなります。
その分車内のスペースには余裕がありますし、シャシーにも余裕があります。
様々な装備を施すことができ、架装した上でも十分な積載能力を示します。
乗り心地の良さ
バンコンやキャブコンのベース車両の多くは商用車です。商用車は、荷物を運ぶことを前提にしてあるため、経済性が最優先となり、どうしても乗り心地は悪くなります。
その点、バスコンのベースとなる「バス」は、人を載せることが前提ですので、その乗り心地はキャブコンとは比較にならないほど高いです。
走行性能の高さ
商用車は経済性が優先されることと、税制度の関係上、どうしてもエンジンの排気量が控えめで非力です。その分走行性能は厳しくなります。
しかし、バズには税制上、排気量を気にする必要がありません。大勢の人を載せることが前提なので、パワーのあるエンジンを搭載しています。つまり、走行性能が高いということです。
まとめ
多くのキャンピングカーユーザーが「いつかは」「憧れの」というバスコン。
バスコンのデメリットとして、キャブコンよりもベース車両の段階で500万円ほど高くなることがありますが、十分見合うだけの快適性があるのがバスコンです。