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キャンピングカーで雪道を走る際に準備すべき4つのことは?

タイヤはスタッドレスにして雪道でも安全なように。また、雪道での車外作業や立ち往生に備えておくことも大切です。

雪道を走る可能性があるときには、必ず準備を

キャンピングカーでのお出かけというと、夏のキャンプをイメージする人が多いようですが、キャンピングカーは冬にも大活躍します。スキーやスノーボードなどのウインタースポーツをする人にとってもとても便利でしょう。

スキーなどの雪を必要とするスポーツをするために出かけるのなら、もちろん雪道を走ることになりますから、安全に走行できるような準備が必要です。また、雪は降らないだろうと思っても、山の上は思ったより寒くて雪になった、ということも珍しくありませんので、秋や春のお出かけでも行先によっては念のために準備しておくことは大切です。

 

1.タイヤの準備(スタッドレスタイヤ・チェーン)

雪道を普通のタイヤで走ると、スリップしてしまうので、雪道を走ることを前提にしたスタッドレスタイヤなどを装着しておきましょう。オールシーズンタイヤは、スタッドレスに比べるとグリップ力が落ちるので、できればシーズン毎にスタッドレスタイヤとノーマルタイヤを交換するほうが安全です。

また、スタッドレスでも心配だという場合は、チェーンも積載しておくとよいでしょう。キャンピングカーは通常の車よりも重たいので、グリップ力が高い状態にしておかないと危険です。チェーンは現地で自分で装着することになるので、慣れない人は何度か事前に練習すると安心です。

 

2.雪道での作業準備(軍手・スコップ・スノーブーツ)

スタッドレスに履き替えている場合は大丈夫ですが、チェーンをつけるとなると現地で雪の中作業をすることになりますし、場合によっては雪で立ち往生する車列に巻き込まれてしばらく動けず、除雪作業を余儀なくされることもあります。そうして車外で作業をするときのために、スコップや軍手。スノーブーツは必ず車に置いておきましょう。

 

3.万が一の立ち往生に備えて(食料・ガソリン)

自分の車が走れる状態であっても、前に立ち往生してしまった車があって進めない、ということも大雪の場合はよくあることです。そんな時こそ、車内で快適に過ごせるキャンピングカーの本領発揮ですから、落ち着いて過ごせるように準備しておきましょう。予備の食料を積んで置けば食べるものにも困りませんし、ガソリンがあればFFヒーターで効率よく車内を温めることもできるので、ガソリンは必ず満タンで出かけることを忘れずに。

 

4.JAFに加入しておく

準備をしておいても、やはり雪道にはそれなりのリスクがあります。万が一の時にはJAFに助けを求めることになるかもしれません。JAFは、会員でないと助けてくれないわけではないのですが、会員が優先されるため多くの会員から要請を受ける雪の日などは、会員になっていないとかなり長時間待たされることになりかねません。安心のためにも、事前にJAFに加入しておくことをおすすめします。

 

 

まとめ

キャンピングカーは重量が重たいので、通常の車よりもしっかり雪道対策をしておかないとスリップのリスクが高まります。タイヤはスタッドレスかチェーンを使い、スコップやスノーブーツも積んでおくようにしましょう。万が一車内に閉じ込められることになっても、ガソリンや食料が無くならなければ快適に過ごせるのはキャンピングカーならではです。