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ポップアップルーフのメリット・デメリットを教えてください。
キャンピングカーのポップアップルーフのメリット・デメリットをご紹介します。
ポップアップルーフとは
ポップアップルーフとは、ワンボックスカーやミニバンなどの上部にテントの機能を持たせた屋根のことです。
車の屋根の部分が、持ち上がることによって、テントが広がり社内のスペースを広く使うことができます。屋根の片側が持ち上がって、斜めに開くタイプと屋根全体が平行に持ち上がるタイプがあり、平行に持ち上がるものは、エレベータータイプと呼ばれます。
ポップアップルーフが最も装備されているのは、キャンピングカーです。
ポップアップルーフのメリット
ポップアップルーフのメリットは、なんといっても「車内空間を広く使うこと」ができます。
閉じているときは、車高を抑えることができるため、車高が高すぎて駐車場に停めることができないといった問題もなく快適に使用できます。
特に軽自動車などに装備されている場合は、税金や保険などの面では、軽自動車である恩恵を受けながら、必要な場合はポップアップルーフを開いて広々と過ごすことができるため、大変人気があります。
もちろん、普通車のミニバンでも屋根裏部屋のように、ポップアップルーフを使うことによって、足を延ばして広々と眠ることができるなど、空間が広がるメリットは大きいです。
ポップアップルーフの素材
ポップアップルーフは、テント部分の素材にもよりますが、テント生地を必要に応じてメッシュ素材にすることも可能です。夏場は、風通しが重要なので、便利なアイテムです。
屋根が持ち上がるため、太陽光や熱はしっかり車の屋根で遮って、メッシュ素材のテントが風を通すことにより、夏場でも車内温度を快適に保つことができます。
車の窓やドアを開けておくよりも、安全性は高いといえるでしょう。そのため、ポップアップルーフが装備されているキャンピングカーを選ぶ方が増えています。
ポップアップルーフのデメリット
夏涼しく過ごせえる反面、ポップアップルーフのテントでは冬の冷気を遮ることは難しいです。そのため、冬場はテント部分にキルティングや断熱シートを施して、防寒対策をする必要があります。
暖気は、上昇する性質があるため、しっかり断熱ができれば、冬でもポップアップルーフ部分が寒いということはありません。片側が上がるタイプのポップアップルーフは、ほとんどがテント生地になりますので、防音性が低かったり、雨に濡れたら乾かす必要があります。
これが気になるのであれば、エレベータータイプのポップアップルーフを選ぶことをおすすめします。
まとめ
キャンピングカーにもよく使用されるポップアップルーフのメリット・デメリットについてご紹介しました。
キャンピングカーでポップアップルーフは、十分な就寝場所を確保するために、とても重要な装備です。特に、コンパクトなバスコンなどには、欠かせません。
キャンプや車中泊などを多くされる方にとっては、とても便利なアイテムです。