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災害対策に”キャンピングカー”を活用!備えておきたい設備・防災グッズをご紹介

地震・火災・風水害にキャンピングカーを役立てるためには、①電気②水③食料の確保ができるように準備をしておく必要があります。

地震や火事、風水害といった災害時にキャンピングカーはとても役に立ちます。
もちろん、普段のキャンプのように準備万端で出かけるわけではありませんし、周囲の状況も非常事態ということですから使い勝手は完ぺきとは言えません。

では、災害時にキャンピングカーを便利に使うためにはどうすればよいのでしょうか。

この記事では、キャンピングカーが役立つ理由・メリット・普段の備えをわかりやすくご紹介しています。

キャンピングカーで災害対策

キャンピングカーが災害時に役立つ理由とは?

生活インフラを確保できる

キャンピングカーはもともとキャンプ用の車、つまり旅をしながら生活できる車として作られてきました。野外でも快適に過ごせるよう、電気・水・移動手段といった生活インフラを車内でまかなえる仕組みが備わっています。

そのため、停電や断水といった非常時でも最低限の生活を維持しやすく、とても心強い存在になります。

 

プライバシーを保てる

災害直後の避難所は、多くの人が一斉に集まるため混雑しがちです。衛生面が気になったり、子どもが落ち着かなくなるなど、環境にストレスを感じることも少なくありません。

しかしキャンピングカーを活用することで周囲の視線を気にせずに過ごせるうえ、清潔さも保てます。

 

ペット連れ避難にも最適

避難所ではペットの受け入れが難しいこともありますが、キャンピングカーであれば周囲に気兼ねせず一緒に避難できる点も大きな安心材料になります。

 

災害に役立つ!キャンピングカーのメリット4選

1.電気を使える

キャンピングカーには、すべての車に搭載されている走行用バッテリーとは別に、家電・照明・暖房などに使える大容量の「サブバッテリー」が搭載されています。

走行時の余剰電力を蓄えたり、外部電源から充電できるため、自宅が停電してしまったときにも照明やスマホの充電などで電気を使えます。

また、ガソリンを燃料にして発電するため、長時間の停電が続く状況でも心強い存在です。

 

2.生活用水を確保できる

キャンピングカーには、生活用水を入れられる「清水タンク」が備わっているため、避難先でも手洗いや軽い洗顔に使える水を確保できます。

また、車種によってはトイレやシャワーを使えるタイプもあり、断水時でもいつもと近い環境で過ごせるのが大きなメリットです。

災害時は水が最初に不足しやすく、避難所でも自由に使えないことがあります。その反面、キャンピングカーなら必要なタイミングで自分たちのペースで水を使えるため、衛生的かつストレスの軽減につながります。

 

3.移動手段を確保できる

キャンピングカーは、災害時にそのまま移動できる生活空間としても力を発揮します。

 

  • 自宅が危険な状態になり、とどまれないとき

  • 周辺の地盤や状況を見て移動したいとき

  • 避難所が混雑していて入れないとき

 

上記のような場面でも、車ごと安全な場所へ移動できるため、避難先を柔軟に変えられるのが安心ポイントです。

 

4.ベッドが備わっている車種も多い

キャンピングカーの常設2段ベッド

普通車の後部座席では、シートを倒す程度しか姿勢を変えられず、どうしても無理な体勢になりがちです。その結果、血流が悪くなったり、一部分に圧力がかかり続けて疲れやすくなり、最悪の場合エコノミークラス症候群を引き起こします。

エコノミークラス症候群は血流が悪くなることから血栓(血の塊)ができ、肺の血管が詰まる症状のことをいいます。

その点、キャンピングカーはベッドが備わっていたり、横になれるスペースを確保できる広めの構造になっているため、休憩時にしっかり体を伸ばして休むことができます。

ベッドが備わっている車種では、停車中であれば就寝することができるため、エコノミークラス症候群の予防にも繋がります。

 

普段から意識したい防災の備え

防災

ガソリンを満タンにしておく

地震や記録的大雨のような広範囲に影響する災害が起きたときは、ガソリンが手に入りにくくなる可能性も考えられます。

突然の災害でも困らないようにするには、キャンピングカーのガソリンは常に満タンにしておくのがおすすめです。

また、キャンピングカーにソーラーパネルを搭載すると、ガソリンが入手できなくても最低限の電力をまかなえるため、より災害に強い備えになります。

 

タンクの水は捨てずに残す

水回りの設備は車に設置した清水タンクの水を使用するので、そもそもタンクに水が入ってなければ使うことができません。普段からある程度の水を清水タンクに入れておくようにしましょう。

普段から、帰宅後すぐに余った水を捨てているという人は、とりあえずそのまま置いておいて、次に出かける時に入れなおすという習慣をつけたほうが安心です。タンクの水が少しでも残っていれば、手洗いやトイレなどでいざという時に困らなくて済みます。

火事などで自宅は全焼してしまったが周囲は無事だったという場合は、水の調達もそれほど大変ではありませんが、地震などの災害の場合は広範囲で水が止まってしまうこともあるので、普段から水を備えておくことはとても大切です。

 

食料・飲料を備蓄する

燃料や水に比べると必要の度合いは下がるかもしれませんが、最低でも3日間困らない程度の食料と飲料水用のペットボトル(1人につき1日3L)、防寒着などはいつもキャンピングカーに置いておきましょう。

最近では、アルファ米と缶詰めがセットになった非常食などもあるので、念のためにそういったものをいくつか積んでおくと安心です。もちろんキャンプ時などの非常食としても役立ちます。

 

キャンピングカーを災害対策の選択肢に

キャンピングカーにある程度の水や食料、ガソリンなどを置いておくと、地震や火事、風水害の時に避難生活を送りやすくなります。

実際に東日本大震災などの大災害の時に、キャンピングカーが役立ったという声もありました。キャンピングカーをうまく役立てるためには、普段からいざという時のことも意識して必要なものを準備し、キャンピングカーにガソリンや水なども積んでおくとよいでしょう。

キャンピングカーの買取専門店ABCキャンパーでは、キャンピングカーを災害時に役立てるための情報を他にも発信しています。

いざという時に困らないよう、この機会に防災用の備えをしませんか?

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