キャンピングカーの中でも、本格的な設備を備えたキャブコン(キャブコンバージョン)は、広々とした空間とキャンピングカーらしい装備から多くの人にとって憧れの存在となっています。
しかし、「大きすぎて運転が不安」「駐車場に入らないかも」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に注目されているのが「5m以下のキャブコン」です。小型でありながら必要な設備はしっかり備え、都市部でも扱いやすいサイズ感が人気の理由です。
5m以下のキャブコンが注目される理由
まず大きなメリットは「車検や駐車で不安が少ない」という点です。
全長が5mを超えると、一般的な機械式駐車場やコインパーキングに入れないケースも多くなります。一方、5m以下であれば、幅と高さをクリアすれば一般的な平置き駐車場に停められることもあります。
また、車両の長さが5mを下回る場合、普通乗用車(3ナンバーや5ナンバー)として登録できる可能性があります。ただし、多くのキャンピングカーは、自動車税や自動車重量税が安くなる傾向のある8ナンバー(特殊用途自動車)として登録されます。
小型キャブコンを選ぶメリットと注意点
5m以下のキャブコンは、小回りが利き、運転に慣れていない方でも扱いやすいのが魅力です。取り回しの良さは、街中や山道でもストレスを感じにくく、夫婦2人旅やソロキャンパーにも適しています。
ただし、限られたサイズ内に設備を詰め込む必要があるため、ベッド展開や収納力などの「使い勝手」は要チェックです。特に就寝人数やキッチンスペースの広さは、実際に見て判断するのがおすすめです。
おすすめの5m以下キャブコンモデル
バンテック「コルドリーブス」
取り回しやすいサイズに、実用性の高いレイアウトを詰め込んだ定番モデル。明るく開放感のある室内空間と、使い勝手の良さで、初心者からベテランまで幅広く支持されています。都市部での使用にも適しています。
セキソーボディ「TOM23」
軽量ボディとスリムな設計で、運転のしやすさに特化したコンパクトキャブコン。FFヒーターや電子レンジなど基本装備はしっかり搭載され、夫婦や単身ユーザーにとって、コンパクトながらも快適な空間と充実した実用装備が魅力です。
東和モータース「ヴォーンR2B」
ヴォーンR2Bは、5mクラスで独立型リアベッドを備えた使い勝手の良いキャブコン。二段ベッド仕様でファミリーにも対応しつつ、常設ベッドの快適性と収納力を両立しています。コンパクトながらFFヒーターや大型冷蔵庫も搭載可能で、長期旅行にも対応する実力派モデルです。

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快適に使うための装備チェックポイント
5m以下とはいえ、快適に使うためには装備選びも重要です。ベッド展開がワンタッチで行えるか、収納スペースが旅の荷物に対応しているか、水回りの位置や広さはどうかなどを確認しましょう。
また、電装系も注目ポイント。インバーターやサブバッテリーの容量が十分か、外部電源の使用が可能かなども、実際の使い方に合わせて選びたい部分です。
まとめ
「大きすぎない」ことで、運転も駐車もストレスが少なく、なおかつ車内は快適。5m以下のキャブコンは、まさに“いいとこ取り”のキャンピングカーです。初めての1台としても、買い替え候補としても、きっと満足できる選択肢が見つかるはずです。

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