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キャンピングカーの自動車税対策できてる?8ナンバー・車種でこんなに変わる!

「キャンピングカーの自動車税って高いの?」「8ナンバーなら安くなるって聞いたけど、どうすれば登録できるの?」
そうした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

キャンピングカーの自動車税は、実は「車種」や「登録ナンバーの種類」によって大きく異なります。事前に仕組みを知っておけば、無駄な出費を防ぎ、維持費の見通しも立てやすくなります。

この記事では、ナンバーごとの税額の違いから節税ポイントまで、分かりやすく解説します。

キャンピングカーの自動車税対策できてる?8ナンバー・車種でこんなに変わる!

自動車税の基本ルール

自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に対して課税される都道府県税です。普通車の場合、主に排気量によって税額が決まり、排気量が大きくなるほど高額になります。

キャンピングカーは「ナンバー」で税額が変わる?

キャンピングカーの自動車税は、登録されているナンバーによって課税基準が変わります。

  • 3ナンバー・5ナンバー
    一般の自家用車と同様に、排気量に応じた税額がかかります

  • 8ナンバー(特殊用途車)
    同じ排気量の一般車両と比べて約2割安くなります

  • 軽キャンパー(軽自動車登録)
    年間の軽自動車税は、乗用車で10,800円、貨物や特殊用途では5,000円程と安価です。

車種ごとの税金の違いは?

キャンピングカーはベース車両によっても税額に差があります。

  • 普通車ベース(ハイエースなど):排気量に応じた一般的な自動車税がかかります。

排気量 税額(例)
1,000cc以下 25,000円
1,500cc以下 30,500円
2,000cc以下 36,000円
2,500cc以下 43,500円
3,000cc以下 50,000円
3,500cc以下 57,000円
4,000cc以下 65,500円
4,500cc以下 75,500円
6,000cc以下 88,000円
6,000cc超 111,000円

上記表は2019年10月以降に初年度登録された車両の税額です。
それ以前の車両は排気量によって税額
が変わるものもありますのでご注意ください。

  • トラックベース(カムロードなど):構造や用途によっては8ナンバー登録可能。税額が抑えられるケースも。

  • 軽キャンパー(エブリイやN-VANなど):軽自動車税が適用され、維持費が安価です。

同じキャンピングカーでも、ナンバーの種別やベース車両で毎年の税額に差が出るのです。

8ナンバー登録は節税になる?

8ナンバーで登録することで自動車税・重量税が安くなるメリットがあります。ただし、取得には「就寝設備」「給排水設備」などの構造要件があり、毎年の継続検査でそれを維持する必要があります。改造や装備変更があると、8ナンバーのまま車検を通せない場合もあるため注意が必要です。

8ナンバー登録の主な条件

国土交通省の定める構造要件を満たしている必要があります。
キャンピングカーの場合、主に以下の装備が必要です。

  • 就寝設備(大人が横になれるスペース)

  • 炊事設備(コンロやシンクなど)

  • 給排水装置(タンクと排水経路)

  • テーブルと収納スペース

これらの設備が取り外しできない形で恒久的に設置されていることが重要です。
登録後に設備を取り外すと、次回の車検で8ナンバーとして通らなくなる恐れがあります。

まとめ

キャンピングカーの自動車税は、車種や排気量、登録ナンバーの種別によって大きく異なります。
8ナンバー登録や軽キャンパーであれば、維持費を抑えることも可能ですが、制度や構造要件を正しく理解しておくことが重要です。

キャンピングカーの購入や売却を検討中の方は、税金面も含めてしっかり比較・確認しましょう。

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