
ハイエースはキャンピングカーのベース車両として非常に高い人気を誇る車種です。
しかし、近年は購入が難しくなっており、中には「納期が分からないと言われた」「納車まで10か月かかった!」なんて声も。
この記事では、ハイエースが買えない理由と、中古ハイエースの動向、中古車を購入するメリット、ハイエースの代替として考えられる車種を紹介していきます。
※受注状況や納期は販売店、グレード、地域などによって異なります。購入時は必ず販売店やキャンピングカービルダーへ最新情報をご確認ください。
ハイエースが買えないと言われる4つの理由とは?

2026年現在、ハイエースは販売されていますが、希望すればいつでも注文できるとは限りません。
販売店ごとに割り当てられる車両数や受注枠が異なるため、同じグレードでも店舗によって回答が変わる場合があります。
トヨタ公式サイトでは、工場出荷時期について、具体的な期間ではなく「詳しくは販売店にお問い合わせください」と案内されている車種もあります。
ハイエースが購入しにくくなっている主な理由は以下の4点です。
1. 生産遅延、半導体・原材料不足
近年、世界的な半導体不足や部品供給の遅れにより、多くの自動車メーカーが生産スケジュールの遅延を余儀なくされています。
ハイエースも例外ではなく、特にディーゼルモデルの納期は大幅に伸びています。
また、最近では中東情勢の影響を受け、ベース車両の生産に使用される塗料やシンナー、樹脂・ゴム部品などの原材料の不足が、今後の生産計画に影響する可能性があります。
2. 法規制の影響
自動車の安全規制強化により、ハイエースのモデルチェンジや仕様変更が進められています。
2026年6月18日にも、トヨタからハイエースの一部改良が発表され、7月1日に発売されました。
3. エンジン認証問題による一時的な生産・出荷停止
2024年1月に、豊田自動織機が開発した一部の自動車用ディーゼルエンジンの出力試験において、認証不正問題が判明しました。
この影響を受け、対象エンジンを搭載するハイエースなどの生産・出荷が一時停止しました。
生産・出荷自体は2024年3月から再開し、豊田自動織機は2024年3月に再発防止策を国土交通省へすでに提出していますが、停止期間中に生じた受注残や、その後の注文集中が納期に影響したと考えられます。
4. 人気の高さによる需要超過
ハイエースはキャンピングカー、商用車、個人用カスタム車として高い需要があります。
そのため、新車の注文が集中し、早期に注文枠の制限や受注の打ち止めとなる状況が続いています。
こうした新車の納期遅れや購入が難しいことから、すぐに手に入る中古車に需要が集中し、中古市場でも高値で取引される傾向があります。
キャンパー特装車は特に供給の見通しが立ちにくい

ハイエースのなかでも、キャンピングカーのベースとして使われる「キャンパー特装車」は、一般的なグレードとは供給状況が異なります。
キャンピングカービルダーのトイファクトリーは、2026年6月末時点において、ハイエース キャンパー特装車の供給時期や供給数量が不透明であり、契約者へ納車時期を案内できない状況が続いていると発表しました。
特に、スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ系の車両は供給が限られ、需要に対して十分な台数を確保しにくいとされています。
※トイファクトリーが公表した供給状況であり、すべての販売店やキャンピングカービルダーに同じ状況が当てはまるとは限りません。
ハイエースの中古市場はどうなっている?
販売価格・買取価格ともに高値がつきやすい傾向
流通量が減少しているため、中古車も高値で取引されることが少なくありません。
さらに、ハイエースは耐久性の高さと需要の高さから、年式が古く走行距離の長い車両でも価格が下がりにくい傾向があります。
海外輸出の影響
ハイエースは海外でも人気があり、日本の中古車市場から輸出される台数が増加しています。そのため、国内で流通する中古車がさらに減り、価格が上昇するという悪循環になっています。

問い合わせなくても分かる!ビルダー別の買取相場はこちら!
【ABCキャンパー】ビルダー別買取相場ページ
abc-auto.co.jp
ハイエースの代替として考えられるモデル
ハイエースの納期が長く、中古市場でも高値がついている場合、他メーカーの類似車種を検討するのも一つの方法です。
日産 キャラバン

ハイエースと並ぶ商用バンの代表格であり、積載量やサイズ感が似ているため、代替として考えやすいモデルです。
力強い走行性能と耐久性が魅力の一台で、最新モデルでは安全性能も充実しており、長距離移動時の安心感が向上しています。
さらに、荷室には広い開口部と低床設計が採用されているため、重い荷物の積み下ろしがしやすい点もポイントです。
三菱 デリカD:5

オフロード性能が高く、アウトドアやキャンピング愛好者から高い支持を得るミニバンです。特に本格的な4WDシステムと高い最低地上高を備えているため、悪路走行にも適しています。
また、ミニバンの特性を活かした快適な乗り心地とシートアレンジの自由度も魅力の一つです。
TOYOTA タウンエースバン

タウンエースバンは、ハイエースほど大きくなく、軽バンよりも広い室内を求めるユーザーにおすすめしたい一台です。
都市部での使用や小回りが必要な場面で非常に高い利便性を発揮するモデルです。
ハイエースを少しでも早く手に入れる方法
- 複数の販売会社へ確認する
- 在庫車やキャンセル車を探す
- グレード・駆動方式・色の条件を広げる
- 登録済未使用車や中古車を検討する
中古キャンピングカーを購入するメリット
カスタム済みのキャンピングカーを安価に購入可能

中古車は新車に比べて価格が安くなるため、予算を抑えてカスタム済みのキャンピングカーを入手できます。
また、前オーナーが取り付けた設備や装備品などのオプションが充実している場合が多く、すぐに使える状態で購入できます。
納車までの期間が短い
キャンピングカーは多くの場合、受注生産で製造されます。特に日本製のものは注文に応じてカスタマイズが行われるため、納車までに時間がかかります。
まずベース車両をディーラーから発注し、ビルダーが納入するプロセスを踏む必要があるため、ハイエースのような人気車両はさらに時間がかかってしまうことも。
一方で中古のキャンピングカーはすでに完成しているため、新車より短期間で納車できる場合があります。
新車のハイエースが購入できないときは中古の選択肢も
今回の記事ではハイエースの購入が難しくなっている理由と中古車の動向とメリット、代替車種を紹介いたしました。
特に、すぐに使いたい方や予算を抑えたい方にとって、中古キャンピングカーは魅力的な選択肢です。
新車ハイエースを購入するのが難しい方は一度中古キャンピングカーをご検討してみてはいかがでしょうか。
\カーセンサーで中古車販売中/

