アメリカ製とヨーロッパ製それぞれのキャンピングカーの特徴と代表的な車種について。

アメリカ製キャンピングカーの特徴

アメリカ製のキャンピングカーは、日本人から見るととにかく大きいです。日本ではヨーロッパ製に比べて見かけることが少ないのですが、その理由は大きさにあります。大きすぎて日本では乗りにくいどころではなく、登録できないものが多いのです。大きいということは室内も広々していますから、まるで家の中にいるような感覚で過ごすことができます。テーブルやベッドもゆったり使えますし、通路も狭さを感じません。

 

ウィネベーゴ　フューズWF423T

アメリカで60年以上の歴史を持つウィネベーゴのキャンピングカーで、日本ではニートRVが代理店を務めます。全長7.3ｍと、日本では大きく感じるサイズですが、アメリカでは比較的小さいサイズになります。車幅は、2.32mと、日本でもギリギリ登録可能。内部はキッチン・トイレ・シャワーが甘美なのはもちろん、停車中はスライドアウトをすることで、キングサイズになるベッドを搭載しています。

 

ヨーロッパ製キャンピングカーの特徴

ヨーロッパ製キャンピングカーは、アメリカ製に比べるとややコンパクトになりますが、それでも日本製に比べるとかなり大きいものが多いです。特徴としては、優美なインテリアのものが多く、設備も充実しています。日本のように、道中のコンビニや温泉を利用しながら旅をするのではなく、すべてを車中で完結させて、しかも快適に過ごせるように作られているのがヨーロッパ製のこだわりといえるでしょう。国境をまたいで長距離走行をする人がおおいこともあり、走行性能も非常に優れています。

 

アドリア　SONIC SUPREME

アドリアは、ヨーロッパでも老舗のキャンピングカービルダーで、テクノロジーに定評があります。SONIC SUPREMEはその中でも最高級グレード車です。最も大きいもので全長7.485mなのでアメリカ車よりはコンパクトですが、中は広々としており、ヨーロッパ車らしくシンプルながらハイセンスなデザインになっています。大きな窓で開放感があり、キッチンやバスルームなどもおしゃれです。

 

まとめ

キャンピングカーの本場は欧米ですから、アメリカ製もヨーロッパ製も素晴らしいキャンピングカーが多いです。サイズが大きいため、内部も広々していて自宅やホテルにいるような快適さを感じることができます。国産車とはまた違った魅力がありますから、一度は乗ってみたいという人も多いでしょう。