焚き火でも使用できるタープの特徴は？おすすめの素材やお手入れ方法について。

タープの下で焚き火ができる！？

タープとは、アウトドアで使う屋根だけのテントのようなものです。日よけや雨除けになるので、あると便利なアイテムになります。しかし、焚き火をする場合は火の粉が飛んで穴が空いたり燃えたりするリスクがあるため、基本的には使用できません。焚き火をするときにタープを使う場合は、必ず焚き火でも使える仕様のタープを用意しましょう。

 

焚き火でも使えるタープとは

焚き火でも使えるタープには、生地に難燃性の素材を使っています。一般的なポリエステルのタープは軽くて便利ですが燃えやすい素材になるので使えません。焚き火でも使えるタープは、コットンなどの燃えにくい素材のものです。燃えにくい素材の繊維に、難燃性の薬剤などを加えたものもあります。　

 

焚き火用タープにおすすめの素材は？

焚き火用のタープの素材はいくつかあります。コットン100％のものも、難燃性のタープとして人気です。コットン特有のナチュラルで柔らかい風合いが魅力でしょう。ただし、コットン100％のタープはかなり重たくなってしまうので、現在焚き火タ－プの主流となっているのは、TC素材を使ったものになります。TC素材とは、テトロン（ポリエステル）65％・コットン35％の割合で混紡した繊維を使った素材。ポリエステルの軽さと、通気性や難燃性に優れたコットンの良いところを合わせ持った素材です。価格もコットンタープよりも安くなります。

 

焚き火タープのお手入れ方法

焚き火タープは、素材にコットンを含んでいるものが多く、使用後は雨や夜露などで湿っていることがよくあります。そのままにしていると、カビが生えやすいので、使用後はしっかり乾燥させてから収納するようにしましょう。また、使用する際は、難燃性とはいえ、火に近づけすぎないように、高さに余裕をもって設置することをおすすめします。

 

まとめ

焚き火はキャンプの醍醐味でもありますから、タープの下で楽しみたいですよね。安全のために、焚き火とタープを併用するときは必ず焚き火用タープを使うようにしましょう。比較的軽くて扱いやすく、値段も手ごろなTC素材を使ったタープがおすすめ。使用後はカビが生えないように、しっかり乾燥させてから収納することも大切です。