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キャンピングカーのメインバッテリーとサブバッテリーを切り替えるリレーとは?

走行中にサブバッテリーの充電も行う場合は、リレー方式を活用するのがおすすめです。

サブバッテリーの充電

キャンピングカーの走行中はメインバッテリーで車内のエアコンや電灯が使える他、12V電源でさまざまな機器を使うことが可能ですが、エンジンを切るとこうしたものは使えなくなるのでサブバッテリーを使います。サブバッテリーを車につながずに家で充電したぶんだけを外出先で使うといったポータブル電源的な使い方をする場合は問題ありませんが、走行中に充電できるようにしたい場合はメインバッテリーと並列でつなぐのが一般的です。ただし、ただ繋いだだけではメインバッテリーの電力を使ってしまったりと問題があるので、スイッチをつけるなどして電気の流れを切り替える必要があります。それを自動的にやってくれるのがリレー方式です。

 

キースイッチを利用したリレー

並列で充電する場合に心配なのは、エンジンを切った時に切り替えのスイッチを切り忘れて、メインバッテリーの電力を使ってしまいエンジンが始動しなくなることです。キースイッチとバッテリーの切り替えスイッチを連動させることで、切り忘れをすることがなくなり、メインバッテリーの電力がなくなるリスクは少なくなります。それでも、エンジンをかけないままエアコンやオーディオを使うなど、メインバッテリーの電力が低下した状態でエンジンを始動すると、電力がサブバッテリーに流れてしまう場合があるので、完全に安全というわけではありません。

 

電圧を検知する自動リレー方式

バッテリーの電圧を検知してリレーを切り替える方式であれば、リスクは格段に低くなります。 つまり、メインバッテリーの電圧を常にチェックして、メインバッテリーに十分な電圧があるときのみサブバッテリーの充電を行うタイプです。

現在では多くのキャンピングカーでこの方式を採用しており、あまり気にしなくてもメインバッテリーとサブバッテリーの切り替えができるものが増えています。

 

まとめ

サブバッテリーをスムーズに充電すること、走行に必要な電力をキープすることは、キャンピングカーで快適に楽しむためにはとても重要です。

こうしたシステムを作っておくことで、安心して電気を使うことができます。自分で配線ができる場合は構いませんが、ビルダーに依頼して設置してもらうことも可能ですので、相談してみるとよいでしょう。