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キャンピングカーの冷蔵庫、引き出し式と上ブタ式、横開き式のメリットとデメリット。
キャンピングカーの冷蔵庫には、引き出し式や上ブタ式といったさまざまな形状のものがあります。
キャンピングカーの冷蔵庫
キャンピングカーの冷蔵庫にはいろいろな形状のものがあり、それぞれメリット・デメリットがあるのでどれを選ぶかは人それぞれです。
引き出し式冷蔵庫
キャンピングカーには引き出し式の冷蔵庫が設置してある場合があります。引き出し式の冷蔵庫は、その多くがギャレーの一部や棚、座席下など特定のスペースにきっちりはまる形で作ってあって、一見普通の引き出しのように見えるものも少なくありません。このタイプのメリットは、やはりインテリア的に統一感を保てることや、置き場所を別途考えなくてよいことなどでしょう。
スッキリして見えますし、引き出しの形状によっては冷気を逃がさず効率良く冷却できます。デメリットとしては、故障した時の交換が簡単ではないということや、スペースによってはかなり小さい冷蔵庫になってしまうことです。
上ブタ式冷蔵庫
上ブタ式冷蔵庫は、クーラーボックスのように蓋が開くようになっていたり、上にスライド式のフタがついているタイプの冷蔵庫です。このタイプのメリットは、上しか開かないため冷気が逃げにくく、開け閉めしても庫内温度が上がりにくいということです。
その一方で、上ブタ式はポータブルの冷蔵庫に多いのですが、ポータブルの冷蔵庫はあまり冷えないものも多く、置き場所を最初に考えておかないと置くところがなくて邪魔になることもあります。
横開き式冷蔵庫
いわゆる家庭用冷蔵庫のように、冷蔵庫の横に扉がついたタイプです。家庭用の小型冷蔵庫を搭載しているキャンピングカーも多く、その場合はこの冷蔵庫になります。家庭用なのでよく冷えますし、容量も大き目のものが多いです。
デメリットとしては、家庭用の場合は100V電源しか使えなかったり、冷気が逃げやすく開け閉めを頻繁にしていると庫内温度が上がってしまうことなどがあります。
まとめ
キャンピングカーに設置する冷蔵庫にはいろいろなタイプがあります。冷却方式で分類することも多いですが、使い勝手のことも考えると、フタの開き方などによってもかなり違いがあるので、いろいろ比べてみるとよいでしょう。スペースや電力の問題もありますので、設置するキャンピングカーのサイズも含めて検討する必要があります。