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キャンプの夜の楽しみ、焚き火。着火剤や火打石などおすすめの火起こし法4つ。

焚火のために火を起こすのも、キャンプの楽しみのひとつです。

焚火のための火を起こす

ゆらゆらと美しく燃える焚火は、キャンプの醍醐味でもありますが、その焚火のための火を起こすのも楽しい作業です。もちろん簡単に火をつけられる道具を使ってもかまいませんし、自分で種火から作って焚火に育てるのも違い楽しみがあります。ここではいろいろな火の起こし方をいくつかご紹介します。

 

マッチなどで火をつける

マッチやライターなど、発火のための器具を使って火をつけるのが最も手軽な方法です。着火剤など、市販のグッズを用意しておけば、さらにつけやすいでしょう。とはいえ、それでも慣れない人には焚火になるまでの火をつけるのは簡単ではありません。きちんと下調べをして、必要なものをそろえておくことは大切です。また、ほかの方法での火起こしを考えている場合も、万が一のためにマッチなどは持っておくとよいでしょう。

 

火打石でつける

火打石は、火打ち金をセットで使います。この二つを打ち付けることで火花を発生させ、それを火口(ほくち)とよばれるチャークロスや、チャーロープなどに移して火種とします。チャークロスは綿を炭化させたもので、チャーロープは火をつけやすくした綿のロープです。火口に火が付いたら、枯葉や枯れ枝に火を移して徐々に火を大きくしていきます。

 

太陽の光でつける

太陽の光を利用して火をつけるグッズもあります。ソーラーファイアースターターと呼ばれるこのグッズは、虫眼鏡の原理で火口に火をつけるため、原理は簡単ではありますが、雨や曇りの火、夜は使えません。

 

摩擦で火をつける

火起こし体験でやることも多い、木のくぼみに棒をねじ込むように摩擦を加えて、その熱で火を起こすというものです。縄を使ってきりもみ式にすることでややラクにはなりますが、それでも結構大変で体力は必要でしょう。決して簡単に火が付くわけではありません。

 

ブッシュクラフトを楽しむ

ブッシュクラフトとは、自然の中のものを使ってアウトドアを楽しむ方法です。着火剤などは使わず、枯れ枝をナイフで裂いて火の付きやすいフェザースティックにしたり、薪も現地調達で拾ってきます。食器などもナイフで作り、食料品ももちろん現地調達です。どこでもできるわけではありませんし、キャンプ上級者の楽しみ方ではありますが、最終的にはこうしたブッシュクラフトをめざすのもいかがでしょうか。

 

まとめ

焚火はキャンプの醍醐味ですが、火のつけ方ひとつにしてもいろいろな方法がありますし、簡単に火をつけて焚火そのものをじっくり楽しみたい、という人もいれば、火を起こすこと自体を楽しみたい、という人もいるでしょう。火のつけ方にはいろいろあるので、気になる方法を試してみても面白いかもしれません。