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キャンピングカーのエアコンが効かない!エアコンガス自分で補充できる?

エアコンガスの補充は自分でやることも可能です。

エアコンが効かないのはなぜ?

カーエアコンには冷媒といわれるガスが充填されています。このガスは、エアコンが空気を冷やすために必要なもので、基本的には密封された配管内で循環しているため減ることはないのですが、接続部分の劣化や振動などにより少しずつ抜けてしまうことがあります。このガスが不足することにより、エアコンが効きにくくなってしまうのです。そのため、ガスが不足している場合は補充してやらなければなりません。このガスの補充やチェックは、ガスリンスタンドやディーラー、自動車修理業者などに依頼することもできますが、自分でやることも可能です。

 

エアコンガスの確認

エアコンガスが不足しているかどうかを見るためには、エンジンルームを覗いてみましょう。エアコン配管部には、ガラスのサイトグラスと呼ばれる小窓があります。ここからは、中を流れるガスを見ることができるのですが、透明の液体でぽつぽつとたまに気泡が見える程度が適正なエアコンガスの量です。不足すると気泡が増えて白く泡立ってくるので、泡立っているようであればガスを補充しましょう。1990年頃以前の車は、現在使われているHFC‐134aというガスではなく、R -12というガスが使われています。現在の車はほとんどがHFC‐134aを使ったエアコンなので、このガスの補充についてご説明しましょう。

 

エアコンがガスの補充に必要なもの

エアコンガスの補充に必要なのは、HFC‐134aの新しい缶と、ゲージ付きチャージホースです。エンジンルームを開けて作業をするので、手が汚れないようにグローブもあるとよいでしょう。これらはカー用品店で購入できます。実際にエアコンガスを入れる作業は、手順通りにやれば問題ありませんが、間違えるとガスが抜けたり入れすぎたりするので、ひとつひとつ丁寧に進めていきます。ガスの補充をしてもエアコンが効かない場合は、修理店に相談するようにしましょう。

 

まとめ

カーエアコンが効かない場合は、エアコンガスが漏れたことなどによる、エアコンガスの不足が考えられます。エンジンルーム内のサイトグラスを覗き、白く泡立っているようならエアコンガスを補充してやりましょう。ゲージ付きのホースを使って丁寧におこなえば素人でもできない作業ではありませんが、心配だという人はガソリンを入れるついでにガソリンスタンドでお願いしてもかまいません。