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キャンピングカーのソーラーパネル、縦置きと横置き(直列接続と並列接続)の比較。
キャンピングカーに2枚以上ソーラーパネルを設置する場合は、直列と並列につなぐ場合があります。
キャンピングカーのソーラーパネル
キャンピングカーにソーラーパネルを設置することで、天気の良い日には停車していても充電することができます。そのため、ソーラーパネルを設置するケースが増えているのですが、2枚以上のソーラーパネルを設置する場合は、直列につなぐか、並列につなぐかで迷ってしまう人も多いでしょう。
縦置きと横置き(直列接続と並列接続)の違い
ソーラーパネルを直列に接続した場合、流れる電流は一定で、電圧がソーラーパネルの数に比例して増えていきます。電圧を高くしたいときに使う方法で、電圧の低いソーラーパネルと使って最大入力電圧の高いチャージコントローラーに充電したい場合には、目的の電圧を作るために直列に繋ぎます。
一方並列に繋ぐと、電圧は変わらず電流が繋いだ数に比例して増えていきます。チャージコントローラーのスペックによっては、電圧を上げたくない場合があり、そうしたときに並列につなげが、電圧を上げることなく電流だけを高くすることができるのです。
縦置きと横置きはどちらがよいの?
直列と並列は、バッテリー側のチャージコントローラーの最大入力電流と、最大入力電圧に合わせて決めることになります。そのため、一概にどちらが良いと言えないのが難しいところです。
チャージコントローラーを購入する場合は、最大入力電流と、最大入力電圧を確認しておきましょう。また、チャージコントローラーによっては書いてある電圧に耐えられない場合もあるので、余裕のあるものを選ぶことも大切です。
なお、ソーラーパネルを購入する前であれば、小さいサイズのものを2つ繋ぐよりも、初めから容量の大きいものにすれば、直列や並列で悩むこともなく、設置もスムーズです。
まとめ
キャンピングカーに複数のソーラーパネルを設置する場合、直列に繋ぐか並列に繋ぐかで悩む人は多いです。
直列に繋ぐと一定の電流で電圧が上がり、並列に繋ぐと電圧が一定で電流が上がります。どちらが良いかは、ソーラーパネルのサイズと、チャージコントローラーの種類などによって異なるので、よく調べてから繋ぐようにしましょう。
必ずしも小さいものを複数つなぐ必要はないので、大きなサイズのものをひとつ設置するという方法もあります。