ルーフテントの種類

ルーフテントとは、車の屋根の上に設置するテントです。普段からたたんだ状態で屋根に設置してあり、必要に応じてそれを開くことでテントになります。車内からの出入りはできませんが、手軽に寝床をセットできるので便利です。

 

タワー型

テントの屋根が水平に上がっていき、屋根の上に直方体のスペースができるのがタワー型です。テント内のスペースが広く、布団などを敷いたまま収納できるものもあって、快適に車中泊ができます。ただし、屋根を上げるときに手動であるものが多く、ハンドルを回してあげなければいけないのが面倒だという人も。その場合はやや高価になりますが、電動式のタワー型ルーフテントが便利です。

 

シェル型

シェル型のルーフテントは、テントの片面が跳ね上がることで、三角のスペースができるものです。最も高い場所はかなり高さもあるのでゆったりしますが、屋根が斜めで狭いところは狭くなるので家族で広々、というわけにはいきません。ただし、このシェル型はダンパー式のものが多いので、ロックを外すと簡単に開き、設営がとても簡単です。

手軽に使いたい人にはシェル型がおすすめでしょう。

 

トップテント型

これは、地上で使うようなテントを屋根の上に載せたような形です。手動での設営にはなりますが、慣れれば簡単で、なんといっても抜群に広いので、家族でゆったり眠ることができます。

設営場所として、やや広い場所がいるので、普通の駐車場スペースで設営するのは難しいのですが、ゆったりキャンプを楽しみたい人には最高のルーフテントでしょう。そのぶんやや価格が高いのがデメリットです。

 

ルーフテントを選ぶ際の注意点

ルーフテントを選ぶときは、まず自分の車にどれだけの重さのルーフテントがつけられるかを確認しておく必要があります。

また、種類によって使い勝手がかなり違うので、自分がどこでどんな使い方をしたいのかをよく考えて選ぶことも大切です。

 

まとめ

ルーフテントは、タワー型とシェル型、さらにトップテント型の3つのタイプから選ぶのが一般的です。広さと開閉の簡単さなどで検討して、使い勝手のよさそうなものを選ぶようにしましょう。広さで選んだものの、設営が面倒であまり使わない、という人もいますし、簡単だけど狭くて使いづらい、という人もいます。

自分に合ったルーフテントを見つけることが大切です。