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キャンピングカーの不法改造をしては行けない理由3つ。
不法改造をすると、車検に通らなかったり、保険がおりなかったりするリスクがあります。
その1 車検が通らない
キャンピングカーは、基本的に改造車です。しかし、どんな改造をしても良いというわけではなく、法律の範囲内での改造に限られます。法律の範囲内であれば、車検は通りますし、車検証に「改」と記したうえで、問題なく使用することが可能です。ただし、法律の範囲を超えて改造を行うと、もちろん車検は通りません。
その2 保険に入れない
キャンピングカーは、そもそも車両保険に入るのが難しい車です。一般の保険会社の中には、キャンピングカーは不可、というところも多いですし、キャンピングカー専用の保険会社などでももちろん、不法改造車は保険に入ることはできません。キャンピングカーは車両価格が高いだけに、できれば保険に入っておきたいものですが、それが入れないというのは大きなデメリットということになります。
その3 保険がおりない
不法改造ということで、車検が通らない・保険に入れない、というのは想定の範囲内という人も多いでしょうが、車検に通って保険に加入しているからといって、必ずしも保険がおりるというわけではありません。
不法改造をしていると、保険がおりないケースが多いので、それも大きな問題となります。車検が通って、保険に入っている車が不法改造となるのはどうしてかというと、例えば、車検や保険の加入後に不法改造をしたケースがあります。キャンピングカーの場合、車検証に「改」となっているので、さらに改造をしても大丈夫ですよという無責任なビルダーがいるのも確かで、そうして不法改造をした結果、事故などの際に保険が下りなくてトラブルになるケースも増えています。
また、取り外しができるパーツなどを使い、車検の時だけパーツを外して車検を通し、普段は取り付けて使用していると、事故の時の状態が不法改造であったということで、保険がおりなくなってしまうのです。
まとめ
キャンピングカーは改造車ですが、不法改造をしても良いというわけではありません。不法改造をすると、車検に通らなくなったり、保険に入れなくなったり、保険に入っていたはずが万が一の場合に保険金がおりないということにもなりかねません。ですので、常に法律は遵守したかたちで使用するように心がけましょう。