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タイヤへの負荷が大きいキャンピングカー。横転事故防止にもなるタイヤ空気圧モニタについて。
タイヤ空気圧モニタは、キャンピングカーにはぜひ搭載したい装備です。
重量の重いキャンピングカーは、空気圧モニターでタイヤの空気圧を常にチェックして。
キャンピングカーは、一般車に比べてどうしても重量が重たくなります。しかも、遠方に出かけることが多いため、高速道路を走ることも多く、タイヤへの負荷は大きくなります。キャブコンなどは特に車高が高いため万が一タイヤがバーストすると横転などの危険性もあるため、タイヤの空気圧は常にチェックしておきたいものです。タイヤの空気圧は、走行中にタイヤの温度が上がるとともに上昇します。走っている時と止まっている時では違いがあり、出発前の空気圧チェックだけでは走行中のバーストを防げない場合もあるので、空気圧モニターをつける車が増えているのです。
空気圧モニターとは、その名の通り、タイヤの空気圧を離れたところでもチェックできるようにしたモニターのことです。タイヤにつけたモニターから無線によって走行中の空気圧も表示されるほか、走行中に空気圧が上がりすぎたり下がりすぎたりするとブザー音などで警告してくれます。どれくらいの空気圧になったら警告するかを指定することもできるものもあるので、必要な機能が付いたものを選ぶのがよいでしょう。
空気圧モニターの設置は意外と簡単で、タイヤを取り外した内部にセンサーをつけるタイプと、タイヤのバルブの部分をモニターに交換する外付けのタイプがあります。自分で取り付けるなら外付け式が簡単で便利です。このセンサーが空気圧を測定し、運転席に取り付けたモニターに前後左右それぞれのタイヤの空気圧が表示されるのです。センサーは電池式になっていて、外付けのものは、1年未満で交換が必要ですが、内臓タイプの場合は5~6年電池がもつ代わりに交換ができません。いろいろな種類のものがあるので、キャンピングカー対応のものを選ぶようにしましょう。
まとめ
安全走行のためにも、キャンピングカーは特に空気圧に注意が必要です。国によっては設置が義務化しているほどの設備ですし、5万円以内で設置可能ですので、ぜひつけておきたい設備のひとつになります。居住スペースの設備に気を取られがちですが、安全のための設備は重要ですから、付けていない場合は設置を検討してみてはいかがでしょうか。