「今乗っているキャンピングカーを、もう少し広く使いたい」「就寝スペースを増やしたいけれど、乗り換えまでは考えていない」
そんなときに挙げられる候補として、ポップアップルーフの後付けがあります。
この記事では、ポップアップルーフを後付けする前に知っておきたい基本知識と、事前に確認しておきたい準備について分かりやすく解説します。
オプションとしての設置が基本!ポップアップルーフとは

ポップアップルーフとは、車の屋根部分を持ち上げてテントのような空間をつくれる装備のことです。新車購入時のオプションとして追加することがほとんどですが、モデルによっては後付けもできます。
バンコンや軽キャンなどのコンパクトな車両でも、ポップアップルーフがあれば就寝スペースが増え、かなり広い居住空間を確保できるのが魅力です。
車内からルーフへの移動ができるので、いちいち外に出たり、といった煩わしさはありません。
屋根が水平に持ち上がって、周囲を布状のテントで覆ったエレベータータイプのものや、屋根が斜めに持ち上がるタイプなど様々なものがあります。
ポップアップルーフの後付けを検討する前に
ポップアップルーフは、車両本体の屋根を加工する大がかりな施工です。
屋根そのものを改造していることになるので、はじめからポップアップルーフがついた車を選ぶか、購入時にオプションとして選択するのが一般的です。
後付けできないことはありませんが、防水などの仕様を考えると、新車購入であれば最初からつけておいたほうが楽だと言えるでしょう。
ポップアップルーフはどうやって後付けする?
基本的には業者に依頼
ポップアップルーフの後付けは、キャンピングカーのカスタムができる専門業者による施工が基本となります。
車両の屋根部分をカットし、新たにポップアップルーフのユニットを取り付けるという大がかりな作業が必要になります。
単なるパーツの取り付けではなく、車両構造に関わる施工のため、DIYでの取り付けは現実的ではありません。
施工時の工程
・補強フレームの取り付け
・ルーフユニットの設置
・防水処理・雨仕舞い
・内装の仕上げ
車種や仕様によって施工内容は異なりますが、雨漏りがあると、キャンピングカー内にカビが生えてしまう可能性があります。
安全性と防水性を確保するためにも、実績のある専門業者に依頼しましょう。
ポップアップルーフ後付けの費用相場

ポップアップルーフの後付け費用は、車種や仕様、施工内容によって異なりますが、約100万円前後が相場と言えます。
費用に差が出る主な要因は、以下の通りです。
・車種(ハイエースなどは対応しやすい)
・ルーフの種類(エレベーター式・斜め開閉式)
・内装の加工有無
・断熱・防音仕様の追加
・照明など電装系の追加
また、施工期間はおおよそ2週間〜1ヶ月程度はみておくと安心です。
後付けするメリット・デメリット
メリット
・車内空間が広くなる
・就寝スペースが増える
・愛車を活かせる
デメリット
・費用が高い
・施工に時間がかかる
・車高制限の影響あり
ポップアップルーフを後付けする前の準備
後付けできる車種か専門業者に確認する
まず大前提として、すべてのキャンピングカーにポップアップルーフを後付けできるわけではありません。
車種やボディ形状、屋根の構造によっては施工が難しい場合があります。特にすでに架装されているキャンピングカーでは、内装や配線、断熱材の位置なども関係してくるため、一般的な乗用車より確認事項が多くなります。
まずは施工実績のある専門業者に相談し、自分の車両も後付けできるかどうかを確認することが大切です。
高さ制限や保管場所を見直す
ポップアップルーフは収納時でも車高に影響することがあります。わずかな差でも、普段使っている駐車場やカーポート、立体駐車場に入らなくなることがあります。
そのため、後付けを検討する際は、以下のような項目を事前に確認しておくと安心です。
✓自宅駐車場の高さ
✓よく使う駐車場の制限
✓保管場所の屋根の高さ
使い勝手を良くするための後付けが、日常使用の不便につながってしまっては本末転倒です。
防水性や施工品質を重視する
ポップアップルーフは屋根を加工するため、施工品質が非常に重要です。
特に注意したいのが、防水処理や雨仕舞いです。施工精度が低いと、雨漏りやきしみ、走行中の不安感につながるおそれがあります。
後付けを依頼する際は、価格だけで決めずに、施工実績があるか・保証やアフター対応があるかなどを確認することが大切です。
折りたたみ可能なルーフテントとの違い

車をキャンピングカーとして使う時などに、車内空間プラスアルファのスペースとして便利なのが、ポップアップルーフやルーフテントです。
どちらも屋根上の空間を活用する装備ですが、構造と使い勝手は大きく違いがあります。
車両の屋根そのものを持ち上げて使うタイプ。車内からそのまま上に移動でき、夜間の出入りや雨の日でも使いやすい。
ルーフテント
屋根の上に後付けする独立型のテント。車の屋根に取り付けるだけで使用でき、車体の加工が必要がない。車内とはつながっておらず、基本は外からハシゴを使って出入りする。必要のない時はたためる。
違いを正しく理解して、用途・費用を比較しましょう
車そのものの屋根が持ち上がってテントになるのがポップアップルーフ、屋根の上に後付けのテントを設置するのがルーフテントです。
どちらもメリットデメリットがあるので、使い方や家族構成などに合わせて選ぶようにしましょう。
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