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キャンピングカーに設置できる冷蔵庫には、どんな種類がありますか?

キャンピングカーの冷蔵庫は、ビルドインかポータブルか、電力かガスかなど、選択肢はいろいろあります。

設置方法による冷蔵庫の種類

ビルドインタイプ

キャンピングカーに据え付けるタイプの冷蔵庫です。メリットとしては、なんといってもインテリアに統一感を持たせることができるということでしょう。

スペースに限りのあるキャンピングカーの中でも邪魔になることはありませんし、家具のような外見のものも多いので、生活感を感じさせにくくなります。また、容量が大きいものが多いので、余裕をもって食料品やドリンクを入れておけるのもメリットでしょう。

ただし、故障などの際には修理がしづらいのと、古くなっても簡単に買い替えができないのがデメリットということになります。

 

ポータブルタイプ

持ち運びのできるミニ冷蔵庫を持ち込むタイプです。いろいろな大きさのものがあるので、必要なサイズのものを選ぶことができますし、いくつか持っていて行先やシーズンによって使い分けるという人もいます。また、電力の供給源によっては屋外でも使用出来たりと、キャンプに持っていくには使い勝手が良いというのがメリットでしょう。

ポータブルタイプの冷蔵庫はキャンピングカーに据え付けてあるわけではないので、故障の際は修理や買い替えが容易で便利ですが、大きくなればなるほど置き場所に困りがちなのがデメリットです。

 

 

冷却方式による冷蔵庫の種類

コンプレッサータイプ

家庭用の冷蔵庫と同じ原理で冷却を行うのがコンプレッサータイプです。多少音はしますが、冷却の力が強く、種類によっては冷凍も可能なのがメリットでしょう。

キャンピングカーでも使いやすいように12Vの電源で使えるものも多く、現在のキャンピングカーの冷蔵庫としては主流になりつつあるタイプです。

 

3WAYタイプ

以前のキャンピングカーにはよく使われていたタイプで、100V・ガス・12V3種類が使えて、その都度使いたい電源に切り替えて使う冷蔵庫です。

ガスの冷却力が最も強く、通常はガスで冷やしてガスが無くなったり使えない場所では12Vを使用するといった便利な使い方もできますが、ガス以外の冷却力がイマイチであるということや、ガスの焼却口のケアが必要であるということなどから、使われることが少なくなりつつあるタイプでもあります。

 

 

まとめ

キャンピングカーの大きさや使用目的などによっても選ぶ冷蔵庫は違ってくるでしょうが、現在はポータブルのコンプレッサータイプの人気が高まりつつあります。

大きさや形状もさまざまなので、自分のキャンピングカーやキャンプの形式に合ったものを選ぶとよいでしょう。