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カムロードベースのキャブコンのデメリットはどのようなものがありますか?
キャブコンのデメリットを4点詳しくご紹介します。
キャンピングカーという見た目のキャブコン。
カムロードベースのキャブコンは、生活が社内で完結できる快適性や、汎用性の高さといったメリットもありますが、デメリットもあります。
デメリットを4点詳しくご紹介します。
キャブコンのデメリット4点
- 走りがイマイチ
- 乗り心地が悪い
- 初期投資も維持費もかかる
- 洗車が大変
走りがイマイチ
小型トラックの荷台に背の高いシェルを積載しているため、走りの面では普通の車とは大違いです。
そもそもキャンピングカーは「家」を乗せて走っています。
普通車に定員いっぱい乗せて、最大積載量まで荷物を乗せて走る以上に、限界は低いです。
キャンピングカーの限界の低さを理解して、「急ハンドル、急ブレーキ、急アクセル」の運転はしないことが大切です。
しかし、走りに関しては、「エンジン」と「足回り」でかなり変わってきます。
ガソリンエンジンはトルクがないため、キャンピングカーには向いていません。
「ディーゼル」を選択できるのであれば、「ディーゼル」を選択することで、走りのストレスが軽減できます。購入価格は高くなりますが、売却・下取り時の価格も高くなる傾向にありますし、ガソリン代も安くすみます。
快適性向上のためにも「足回り」の強化をおすすめします。
乗り心地が悪い
ベース車両がトラックのため、乗用車の様な乗り心地は望めません。
- シートを交換する
- タイヤを換える
- サスペンションのチューニングをする
等、お金をかければ、かなり改善することも可能です。
初期投資も維持費もかかる
バンコンに比べると購入価格が高額です。
オプションの幅が広くたくさんつけてしまうことも理由です。
また、バンコンに比べると、タイヤにかかるコストも高くなります。
基本的に「製造から3年経過」すると、タイヤバーストの危険が高まると言われていますので、3年毎のタイヤ交換が必要になります。また、スタッドレスタイヤも3年間が交換時期と言われていますので、2倍以上かかることになります。
タイヤだけでも1年あたりで計算すると、7万円くらいの出費になります。
さらにバッテリーの平均寿命も3年程度と言われています。キャブコンの場合、サブバッテリーを3本積んでいるものも多くあります。バッテリーも3年で10万程度の出費になります。
タイヤとバッテリーで年間10万円程度必要になります。
バンコンであれば、サブバッテリーが2本の物が多く、サブバッテリー1本は節約できます。
洗車が大変
- 屋根の高さは3M
- 洗いづらいだけでなく、面積も大きい
- ルーフの汚れが原因のバーコード上の汚れ
普通車の洗車が苦痛という方には、車体が多きいキャブコンの洗車はデメリットになるでしょう。
洗車が好きな方は特にデメリットに感じることはない部分です。
まとめ
キャブコンのデメリットをご紹介しました。
今回はデメリットを紹介しましたが、キャブコンには、バンコンと比べて優れた点も多くあります。
デメリットのみに目を向けずに、メリットにも目を向けて、どのデメリットが目を潰れるのかを検討しましょう。