Q
お金をかけずに大切なキャンピングカーを盗難から防ぐにはどうすれば良いですか?
盗難から愛車を防ぐ為の基本的な4つの方法についてご紹介致します。
キャンピングカーとして人気のあるハイエース。
もちろん、キャンピングカーではなく、商用利用でも人気のあるハイエース。
ご存じの方も多いとは思いますが、2007年からの7年間盗難台数ワースト1位、
その後も、プリウスにトップの座を譲ったもののワースト2位です。
盗難にあってしまうと見つからないことも多く、
例え見つかったとしても、見るも無残な姿となっている可能性も非常に高いです。
手間暇お金をかけてカスタムしてきたキャンピングカー。
そんな愛車が盗難にあってしまったら、立ち直れないくらいショックですよね。
盗難を防ぐためにも、4つの基本的な対策をご紹介致します。
盗難を防ぐための4つの基本的な対策
1.キーを抜く
コンビニや自販機等の少しの時間であっても、キーを抜きましょう。
キーがついた車は「どうぞ持っていってください」といっているようなもの。
わずかの時間であっても、キーを抜かずに車から離れるのはとても危険です。
純正キーがついている場合、イモビライザーも効果を発揮することができません。
2.窓を締めてドアロックをする
- 夏場に蒸し暑い空気がこもらないよう、窓にわずかな隙間を開けておく…
- 自宅の敷地内、会社の敷地内だからと、ドアロックをしない状態で駐車しておく…
これらの行為は大変危険です。
窓のわずかな隙間であっても解錠されてしまいますし、
ドアロックをしなければ車への侵入を防ぐことができません。
また、ドアロックをしなかった場合、セキュリティシステムが動作せず役に立ちません。
3.防犯対策された駐車場を選ぶ
照明や防犯カメラの設備がある駐車場は、それだけで窃盗犯の動機を軽減させます。
特に車両盗難の場合、自宅駐車場・契約駐車場からの盗難が63%をしめています。
契約駐車場なら明るく防犯カメラの設置があるところ、自宅であれば両方を設置しましょう。
4.短時間の駐停車時に注意する
車両窃盗を企てる者たちは、車の持ち主が油断するところを狙い、
予め準備をして機会を伺っています。
犯人は用意周到です。
ターゲットとなる車の持ち主の行動を下見していることもあり、
「ドアロックをしない」という習慣を見抜かれている可能性があります。
自宅や契約駐車場など長時間離れるときはもちろん、コンビニや郵便局の駐車場など、数分だけ離れる場合でも、「キーを抜き、ドアロックをする」ことを忘れずに行いましょう。
まとめ
人によっては、当然実施されていることかとは思います。
しかしながら、エンジンをかけたまま車を離れる方も少なからず見受けられます。
キーを抜いてドアロックをすることは、最低限必要な防犯対策であり、無意味ではありません。
無施錠の状態で盗難された場合、たとえ車両保険に入っていたとしても、保険金の支払いが著しく困難となる可能性があります。
盗難をさせないことが第一ですが、万が一の場合にできるだけ早く保険金の支払いを受けるためにも、
- キーを抜く
- ドアロックをする
- 窓を締める
を徹底しましょう。