車中泊に便利なのはどっち？！ポータブルバッテリーとサブバッテリーそれぞれのメリット・デメリット。

ポータブルバッテリーとサブバッテリー

車中泊を行うキャンピングカーなどでは、家電などを使うことも多いためバッテリーを搭載することが多いです。巨大な持ち歩き用バッテリーという感覚で使えるポータブルバッテリーと、車内に設置するサブバッテリーは、どちらを選ぶか迷う場合もありますが、充電をどうするか、持ち運ぶ可能性はあるか、予算はどの程度かで選ぶのがおすすめです。それぞれのメリット・デメリットを見て判断しましょう。

 

ポータブルバッテリー

 

メリット

ポータブルバッテリーのメリットは、持ち運べることと、使用方法の簡単さです。車中泊の車内でももちろん使うことができますし、車の外でBBQをする場合には社外に持ち出すこともできます。また、自宅に持ち込んで充電したり、災害時の備えとしても優秀でしょう。また、車中泊で使うようなポータブルバッテリーは、AC電源の出力があるので、家電などのコンセントを直接差してそのまま使うことができます。残電力の表示もわかりやすいものが多く、使い方がシンプルなのもメリットです。

 

デメリット

ポータブルバッテリーのデメリットは、価格が高いことです。同じ容量のサブバッテリーと比べると、2倍に近い金額になることもあります。バッテリーはどんな種類でも充電できる回数には限りがあり、500回程度で寿命になるためいつまでも使えるわけではありません。そのこともあって、価格が高いという理由でポータブルバッテリーを避ける人もいます。

 

サブバッテリー

 

メリット

車内充電に適していて、走行充電やソーラー充電と組み合わせることで電力を回復しながら使いやすいのがメリットです。2泊以上の車中泊になる場合でも、移動しながら充電ができるのは安心です。また、価格もポータブルバッテリーよりも安く、寿命が来たらバッテリー部分だけを交換することもできるので費用を抑えたい人にはおすすめです。

 

デメリット

車に固定して、走行充電ができるようにしたり、インバーターに接続したりする必要があるため、何の知識のない人には設置が難しいでしょう。安全に使うためにも、自信がない人はビルダーや業者に依頼して取り付けてもらうのがおすすめ。また、自宅などのコンセントで充電することも可能ですが、車外に持ち出すことができないので、マンションなどコンセントが車の周辺にない場合は充電が難しくなります。

 

まとめ

ポータブルバッテリーとサブバッテリーには、それぞれメリット・デメリットがあります。価格や充電環境など、それぞれのメリット・デメリットを考慮して選ぶようにしましょう。