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乗らないうちにやっておきたい。キャンピングカーのメンテナンスや点検方法とは?

乗る前はもちろん、普段から定期的にキャンピングカーのメンテナンスや点検を行いましょう

キャンピングカーに必要なメンテナンスや点検の方法

キャンピングカーは、一般車よりも重量が重たく、長時間走行や高速道路での走行が多くなる車です。そのため、乗る前だけでなく、普段から定期的にメンテナンスや点検をしておきましょう。

 

タイヤのチェック

タイヤの整備不良は事故に直結しますから、普段からこまめな点検をしておくことは大切です。重量の重いキャンピングカーは、タイヤへの負担も大きくなりますから、空気圧や、溝の減り、変形の有無などは必ずチェックしておきましょう。レジャーの時しかキャンピングカーを使わないという場合は、長く放置しておくことでタイヤのゴムが劣化していることもあります。

 

バッテリーのチェック

メインバッテリーは普通車と同じ頻度の交換などでかまいませんが、多くのキャンピングカーにはサブバッテリーが搭載されています。このサブバッテリーはリチウムか鉛バッテリーかによっても異なりますが、使わない状態で放置していると徐々に少しずつ放電されてしまいます。鉛バッテリーの場合は特に、過放電により激しく劣化するので、こまめにチェックしておきましょう。

 

バックカメラの状態

車体の大きいものや、架装によりリアガラスでそとが見える状態になっていないキャンピングカーは、バックモニターが無いと車の後ろが見えません。車庫入れの時の事故を防止するためにも、バックモニターに不具合がないか確認することは大切です。

 

車内の掃除・換気

使わずにしばらく置いておいたキャンピングカーのドアを開けると、ムッとする臭いが気になったり、湿気でジメジメしていることがあります。こまめに換気をして、臭いがこもらないようにして、湿気が溜まらないようにしましょう。きれいに掃除をしておくことで、臭いの発生もある程度抑えることができます。

 

洗車をする

キャンピングカーの素材や色にもよりますが、白のFRP素材を使ったシェル架装などの場合は特に、紫外線による表面の劣化が気になります。劣化を防ぐには、こまめに洗車をして、紫外線をカットや劣化防止機能のあるワックスを塗っておくのが有効です。

 

マフラーやエンジン

エンジンをかけた時や、走行中に普段とは違う音がするときは、何らかの異常が生じている可能性があります。「いつもと違うな?」と感じたら要注意です。また、しばらくキャンピングカーを使っていないからといって、エンジンオイルがきれいなままとは限りません。オイルは何もしなくても酸化していくので、定期的に交換をしましょう。マフラーが錆びて穴が空いたり落ちてしまったりすることもあるので、その点もチェックしておきます。

 

まとめ

キャンピングカーは日常的には使わない、という人も多いですが、だからこそいざ使う時に不具合や故障が生じないように、普段からこまめにチェックだけはしておきましょう。快適に走れるだけでなく、安全性に関わることも多いのでメンテナンスすることは大切です。