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キャンピングカーのソーラーパネル、何W(ワット)あればいい?

キャンピングカーで必要なワット数は、使いたい家電などによっても異なります。

必要なワット数を考える

キャンピングカーのソーラーパネルを選ぶときに、やはり考慮しなければならないのは、使いたい電力量でしょう。通常の照明や携帯電話、水道など使う電力の小さいものであれば走行充電で溜まったサブバッテリーの電力で問題ありませんが、冷蔵庫や電子レンジ、エアコンなどを使おうと思うと、それだけでは厳しいといえるでしょう。これらの家電はかなりの量の電力が必要になるからです。

 

よく使われているのは

キャンピングカーのソーラーパネルでよく使われているのは、200Wのものでしょう。中には、400以上の大きなソーラーパネルを付けている車もあります。ここで注意しなければならないのは、200Wの表記のあるソーラーパネルを取り付けたからと言って、それだけたくさんの電気が充電できるわけではないということです。キャンピングカーのサブバッテリーは、基本的に12Vです。そのため、充電する際にコントローラーなどで電圧を落として充電することになります。その結果、思ったよりも充電されない、というのはよくあることで、ソーラーパネルからの充電量を増やすためには、電流の高いものを選んだほうが効率よく充電できます。ワット数は、電圧×電流なので、電圧が一定の場合電流が高いほうがより多くの電気を充電できるのです。

 

サポート的な使用が中心

キャンピングカーのソーラー発電は一般的にはなりましたが、それだけで電力を賄おうとすると、かなり使用電力を抑える必要があります。そのため多くの人は、走行充電や外部充電のサポートとしてソーラー発電を使用しているのが現状です。サブバッテリーだけだとエアコンの使用が5時間程度しかできないところを、ソーラーで充電しながら使うことで、その電力をすべて賄うことができなくても減少のスピードを緩めて、10時間使えるようになるなど、サポートとしてはかなり役に立つ存在になります。また、サブバッテリーは満充電にしておいたほうが長持ちするので、使用後は常に満タンにしておくのが良いのですが、マンションなどでは外部充電を使えないことも多く、そういった場合には小さくてもソーラー発電があれば、常に満充電を保つことができるので、その用途でつけている人もいます。

 

まとめ

キャンピングカーのソーラーパネルが何ワットあったら十分かというのは、使用する家電製品などによってかなり違ってきます。200W前後のソーラーパネルを使っているケースが多いですが、電気を気にせずに使いたい場合は、400W以上のパネルを使っているキャンピングカーもあります。ソーラー充電だけでたくさんの家電を使うのは難しいですが、走行充電をサポートする形で使うなら十分でしょう。