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バンコンのベース車、どれにする?トヨタハイエースと日産キャラバン比較。
バンコンのベース車としては、ハイエースかキャラバンのどちらかが一般的です。
ハイエースとキャラバン
トヨタノハイエースと日産のキャラバンは、同程度のサイズ・スペックを持つ車として、バンコンのベース車によく使われている車です。どちらも空間が広くてバンコンに改造しやすく、走行性能も良いので気持ちよく走ることができます。実際にバンコンを選ぶときにどちらのベース車にするか悩む人も多いので、それぞれの特徴を比較してみましょう。
大きさ・走行性の違い
大きさはどちらもほとんど変わらないので、キャンピングカーにしたときの居住性も大きな違いはありません。走行性能にも大きな違いがあるわけではないのですが、オートマの設定に違いがあり、ガソリンのハイエースが6ATなのに対してキャラバンは5ATとなっています。とはいえ、同乗者としてのっていてもわからない程度の違いなので、こだわりのある人以外は、それほど気にすることもないでしょう。乗り心地はグレードの違いでやや差は出ますが同程度のモデルがハイエースとキャラバンでは大きな違いはありません。
価格
価格も、多少の増減はありますが、大きな違いと言えるほどではありません。数万円~数十万円の誤差で、オプションをつけたら同じになってしまう程度です。ただし、ある程度乗って別の車を買いたいたときに、ハイエースのほうがかなり高く売れるので、リセールバリューを考えてトヨタのハイエースを選ぶという方法もあります。この二台は、燃費などに行いてもあまり変わらないので、選ぶ要因にはなりません。
ハイエースが売れているのはなぜ?
比べてみてもスペックに大きな差がない二台ですが、実際の売り上げはハイエースが何倍も上回っています。これは、昔のキャラバンは車体の強固さでハイエースに劣っていた時期があったためです。現在はハイエースも丈夫になって、そういた心配はないのですが、それでもキャラバンよりハイエースのほうが信頼できる、といった風潮は今でも残っています。そのため、なんとなくハイエースを選ぶ、という人が多いのが、売れ行きには関係しているのでしょう。
まとめ
トヨタのハイエースと日産キャラバンは、どちらもバンコンによく使われるワンボックスカーです。大きさもスペックもかわりないのですが、トヨタのハイエースのほうがよく売れていることもあって、買い替えなどで車を売るときも、高く売れるためハイエースを選ぶ人が多くなっています。