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ガソリンかディーゼルか。キャンピングカーを選ぶ際に考えたいエンジンの種類とその特徴。
キャンピングカーのタイプや使い方、好みによってガソリンかディーゼルを選びます。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジン
キャンピングカーのエンジンとしては、ガソリンエンジンを使っている場合とディーゼルエンジンを使っている場合があります。車種によってはエンジンが選べない場合もありますし、トヨタのカムロードベースのキャブコンや、トヨタハイエース、日産キャラバンをベースにしたバンコンなどの場合は、エンジンをどちらにするか選ぶことができます。
ガソリンエンジンの特徴
ガソリンエンジンは、乗り心地の良さが最大のメリットになるでしょう。エンジン音も静かですので、車内で会話や音楽をかけた時にエンジン音が煩く感じることもありません。また、車両価格はガソリンエンジンのほうがやや安くなるので、初期費用が安くなるのもメリットになります。
ただし、燃費の面で劣る上にガソリンの価格が高いので、ランニングコストは高くなります。トルクが小さく、パワーの面でもディーゼルには劣るので、キャブコンなどの重たい車両の場合は坂道などでストレスを感じることもあるでしょう。しかし、バンコンであれば乗用車と同じ感覚で運転できるので、ガソリンエンジンのほうが快適かもしれません。
ディーゼルエンジンの特徴
ディーゼルエンジンのメリットは、燃費の良さと走行時のパワーでしょう。エンジンそのものはガソリンエンジンよりも高くなりますが、軽油を燃料とするため燃料代がガソリンよりも安い上に、燃費も良いので燃料代はかなり安く済みます。エンジンそのものが高いぶんはそれで回収できるだけでなく、売却時にもディーゼルエンジン車のほうが高く売れるのが相場ですから、乗りつぶすのでなければ購入費用はあまり考えなくてもよいかもれません。そしてディーゼル車はその性能上、トルクが大きく、走り始めの低速時からしっかりパワーのある走りができます。キャンピングカーの重量によっては、ディーゼルエンジンのほうが良いかもしれません。
まとめ
キャンピングカーは、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンを選ぶことができるものもあります。車両の重さがそれほど重くないのであれば、静かで快適なガソリンエンジンがよいでしょうが、重量の重いキャブコンの場合などは、ディーゼルエンジンのほうが快適に走れるということで選ぶ人も多いです。