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オーバーホールなど、キャンピングカーで快適に過ごすためのFFヒーターのメンテナンス法2つ。
FFヒーターには普段のメンテナンスと定期的なオーバーホールが必要です。
定期的なメンテナンスがFFヒーターの寿命を延ばします。
FFヒーターは、キャンピングカーの必須装備です。少ない燃料で短時間にしっかり車内を温めてくれる優れもので、標準でついているものも多いですし、ついていなくてもオプションで付ける人がほとんどではないでしょうか。しかしこのFFヒーターはメンテンナンスをしていかないと、いざ使いたいときに使えない、ということになりかねません。普段のメンテンナンスに加えて、定期的なオーバーホールを行うことが、寿命を延ばすことにつながるのです。
普段のメンテナンス
普段のメンテナンスとしては、空気の吸い込み口にホコリやペットの毛が溜まっていないかチェックして、きれいにしておくことを心がけましょう。吸い込み口が詰まると、上手く吸気が出来なくなって燃焼効率が下がるとともに、故障などの原因となります。また、FFヒーターの燃料にはガソリンが使われますが、ガソリンタンクからヒーターにガソリンを運ぶ配管には、常に燃料が残った状態になっています。夏場はFFヒーターを使うことはありませんが、そうすると何カ月も配管の中にガソリンが残って、劣化してしまうため、月に1回は10分程度FFヒーターをフル回転で稼働させて、燃焼させてあげましょう。
オーバーホール
FFヒーターの内部まできれいにするオーバーホールは、だいたい5~6年に1度というのが目安です。これは自分で行うのではなく、基本的にはディーラーなどに依頼して行ってもらいます。オーバーホールの際は、FFヒーターは分解され、中にたまったススなどを取り除き、パーツの交換なども行います。何年も使っていると、FFヒーターの内部にはススがビッシリ堆積して燃焼効率を悪くしたり、排気に黒煙が混ざるようになります。そうなると十分に車内を温めることが出来ませんし、寒い時に壊れてしまってはこまりますから、必ず定期的なオーバーオールは受けるようにしましょう。
まとめ
キャンピングカーの装備として人気の高いFFヒーターは、定期的に動かすなど自分でできるメンテナンスの他に、ディーラーなどに頼んで行うオーバーホールも必要です。こうしてメンテンアスをしっかり行っているかどうかで、FFヒーターの寿命は違ってくるのです。