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これであなたもプロキャンパー?!キャンプで使える資格の「ブッシュクラフトアドバイザー・インストラクター」とは?
キャンプで使えるのはもちろん、災害時になどにも役にたつサバイバルスキルの資格として注目されつつあります
ブッシュクラフトアドバイザー・インストラクターとは
ブッシュクラフトのブッシュとは「森」、クラフトは「技術」といった意味を持つ言葉です。つまり、ブッシュクラフトとは、森の中で生き抜く技術ということ。普通のキャンプのように、適した道具をいろいろ持参するのではなく、最小限の道具を使って自然を楽しみ、生き抜く技術や知識を持つことで、ブッシュクラフトアドバイザーやインストラクターになることができます。認定を行うのは、一般社団法人危機管理リーダー教育協会です。ブッシュクラフトインストラクターは、ブッシュクラフトアドバイザーの上級資格であり、ブッシュクラフトアドバイザーの資格があることが講習の参加資格となっています。
ブッシュクラフトアドバイザーになるには
ブッシュクラフトアドバイザーになるには、一泊二日の講習を受けることが必要です。この講習は全国各地で行われていますが、それぞれの土地での講習の開催は年に1回程度なので、開催時期はこまめにHPなどで確認しておきましょう。ブッシュクラフトアドバイザーは、キャンプなどの経験がない人でも問題なく参加できる内容で、ナイフやロープ、火などの扱い方から、楽しみ方まで幅広く学ぶことができます。各自でシェルターを作り、焚き火をしたりといったブッシュクラフトを存分に体験しつつも、宿泊は野外泊というわけではなく、コテージなどで快適に眠れるように手配されている開催地も多いです。開催地によってはテント泊だったり、寝袋に寝たりと、さまざまです。講習を修了すると、「JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー」認定修了証書が発行されます。
ブッシュクラフトインストラクターになるには
ブッシュクラフトインストラクターの講習は一泊二日×3回で行われます。3回の講習にすべて参加することが求められます。アドバイザーよりもより深い内容のブッシュクラフトを学ぶことになり、新聞紙などの人口着火物がない状態で、マッチ1本で焚き火に火をつけたり、ナイフを使うだけでなく、ナイフを初めて使う人へのアドバイスのやり方なども学びます。
まとめ
ブッシュクラフトアドバイザーは、自然の中で、ナイフなど必要最低限の道具を使って生き抜く方法についての資格です。上級資格としてブッシュクラフトインストラクターの資格もあり、こちらはアドバイザーの資格を持っていることが講習への参加資格です。