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冬の車中泊を楽しむための防寒対策ポイント5つ。
真冬の車中泊でも、ポイントを抑えれば暖かい車内で快適に楽しむことができます!
冬の車中泊の防寒対策ポイント
スキーやスノボ、釣りなど、冬の車中泊は楽しいもの。外が大雪でも車内で快適に過ごすためのポイントをご紹介します。
冷気を遮断する
キャンピングカーとして架装されている場合は、壁や床、天井を一度剥がして断熱材を入れてから内装を施している場合が多いので、一般車に比べると、外の寒さは伝わりにくくなっています。それでも、ガラスなどから冷気が伝わりやすいので、窓には断熱効果のある分厚いカーテンやシェードなどをするとよいでしょう。ガラス越しの冷気を遮るだけでも、車内の防寒効率はかなり上がります。
暖房設備を整える
寒冷地に行くことの多いキャンピングカーなら、FFヒーターは必須です。FFヒーターはわずかなガソリンですばやく車内を暖めることができ、エンジン停止中でも使える優れもの。車外に排気するため、車内の空気も汚れないというメリットがありますが、積雪などで排気口が塞がってしまうと、排気ガスが逆流する危険もあります。停めるときに、排気口が塞がらないか確認すると同時に、一酸化酸素警報器を車内につけるなどして対策しましょう。
結露対策をする
車内を暖かくしていると、朝起きたら水たまりができるほどに窓が結露で濡れていることがあります。結露対策としては、やはり窓に熱が伝わりにくいような分厚いシェードをつけるか、二重窓にしてしまうのがおすすめです。また、人がいると呼気などで車内の湿度はどんどん上がってしまうので、ベンチレーターなどでこまめに換気をすることも大切です。
底冷え対策を
底冷えをすると寒さを感じやすいので、冬の車中泊は厚めのマットを持参するなどして底冷え対策をしましょう。ゆかに直接マットや布団を敷くよりも、ベッドにしたほうが空気の層ができて寒くありません。銀マットなどは車外でも使えるので、あると便利です。
防寒グッズを揃える
カイロや電気毛布、アルミシートなどの防寒グッズも用意しておきましょう。何らかの理由で暖房などが使えなくなっても、ある程度暖を取れるようにしておかないと危険です。電気ポットなどがあると、火の使えない車内でも少ない電力で温かいものが飲めます。電気毛布や電気ポットが動かせる程度のモバイルバッテリーも備えておくと安心です。
まとめ
寒い季節に車内を暖かくして行う車中泊は楽しいものです。対策をすれば車内は快適に保つことができますので、冬のお出かけの時は防寒対策をしっかり行いましょう。