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キャンピングカーを地震・火災・風水害に役立てる3つの方法
地震・火災・風水害にキャンピングカーを役立てるためには、①電気②水③食料の確保ができるように準備をしておく必要があります。
キャンピングカーを災害時に役立てる3つの方法
地震や火事、風水害といった災害時にキャンピングカーはとても役に立ちます。もちろん、普段のキャンプのように準備万端で出かけるわけではありませんし、周囲の状況所も非常事態ということですから使い勝手は完ぺきとは言えません。
では、災害時にキャンピングカーを便利に使うにためはどうすればよいのでしょうか。
1.電気の確保
車には発電機が搭載されています。これはキャンピングカーに限ったことではなく、すべての車はエンジンをかけるために電力を必要とするため、走行するときに発電を行い、それを蓄えるバッテリーを搭載しています。
しかし、そのバッテリーは車の走行のためだけのものなので、キャンピングカーでは、家庭で使用されている電気製品や照明、暖房などのために別に大容量のバッテリーを搭載し、走行時に余った電力を蓄えられるようにしています。
つまり、ガソリンがあれば発電して電気製品を使うことが可能です。これは地震や火事、風水害で自宅が停電になったり、崩壊してしまった際にはとても便利ですが、問題はガソリンが確保できない可能性があるということです。
突然の災害でも困らないようにするには、キャンピングカーのガソリンは常に満タンにしておくのがおすすめです。また、ソーラーパネルなどがあれば、ガソリンが入手できなくてもある程度の電力は確保できるので便利です。
2.水の確保
キャンピングカーのメリットには、トイレやシャワーも使えるということがあげられます。
しかし、その場合は車に設置したタンクの水を使用するので、そもそもタンクに水がなければ使うことはできません。
飲料水は、ペットボトルを常備しておき、清水タンクにもある程度の水はいつも入れておくようにしましょう。
現在、余った水は帰宅してすぐに捨てているという人は、とりあえずそのまま置いておいて、次に出かる時に入れなおすという習慣に変えたほうが、いざという時に困らなくて済みます。
火事などで自宅は全焼してしまったが周囲は無事だったという場合は、水の調達もそれほど大変ではありませんが、地震などの災害の場合は水が止まってしまうこともあるので、水の確保は大切です。
3.食料や衣類の確保
燃料や水に比べると必要の度合いは下がるかもしれませんが、数日間困らない程度の食料や防寒着などはいつもキャンピングカーに置いておきましょう。
最近では、アルファ米と缶詰めがセットになった非常食などもあるので、念のためにそういったものをいくつか積んでおくと安心です。もちろんキャンプ時などの非常食としても役立ちます。
まとめ
キャンピングカーにある程度の水や食料、ガソリンなどを置いておくと、地震や火事、風水害の時に避難生活を送りやすくなります。
実際に東日本大震災などの大災害の時に、キャンピングカーが役立ったという声もありました。しかし、キャンピングカーを役立てるためには、ある程度災害時のことも視野に入れながらキャンピングカーを所有し、普段からいざという時のことも意識して必要なものを準備し、キャンピングカーにガソリンや水なども積んでおくとよいでしょう。