キャンピングカーのタイヤバーストを引き起こす3つの原因とは？
キャンピングカーのタイヤバーストの原因は、①車の重量が重い②空気圧の不足③タイヤの劣化が考えられます。
キャンピングカーのタイヤバーストの3つの原因について
キャンピングカーのタイヤバーストの原因にはいろいろありますし、明確な原因があるというよりはいくつかの要因が重なってバーストに至ることも多いです。どんな要因でバーストが引き起こされるのかを知っておくことが大切です。
原因1．キャンピングカーは、車の重量が重い！
そもそも、キャンピングカーは一般の車に比べて重量がかなり重たくなります。車そのものが重たいだけでなく、そこに家具や家電製品なども載せることになるので、タイヤにかかる負担は大きいです。
さらに、遠出するとなると大量の水や食料、荷物、それに人が加わるわけですから、重量の上限ギリギリかそれを超えて走っているケースも少なくありません。
そうなると、どうしてもタイヤはバーストしやすくなってしまうのです。
もちろんキャンピングカーのタイヤは、重量制限までは耐えられるものがつけられていますが、それでも上限の荷物を載せてしまうとタイヤがダメージを受けやすくなるのも当然です。とはいえ、キャンピングカーの用途から考えて、重量を減らすのも難しいです。
そのため、純正のタイヤではなく、より丈夫なものに付け替えることをおすすめします。
原因2．タイヤの空気圧が低い！
タイヤの空気圧は、バーストのリスクを高めます。これは、日本自動車連盟（JAF）によっても検証されています。
空気圧が低いと走っている間に、タイヤの表面が波打つスタンディングウェーブ現象というものが起こります。
この現象が起こると、タイヤの表面温度が高くなり、内部が損傷しやすくなるためバーストが引き起こされると考えられていています。
キャンピングカーのタイヤの空気圧は、適性範囲を保つのはもちろん、できれば上限ギリギリぐらいにまで上げてから出発するようにしましょう。
原因3．タイヤは走らなくても劣化する！
タイヤはゴムでできているため、走ると摩耗するのは当然ですが、つけているだけでも月日が経つにつれて劣化していきます。それによって、知らないうちに亀裂が入っていることも珍しくありません。
キャンピングカーは、長期間使わずに停めていることも多いため、下側を見てもわからない程度にタイヤがへこんでしまったりします。それもタイヤにとっては決してよくはありません。
まとめ
キャンピングカーのタイヤがバーストする原因はいろいろ考えられますが、タイヤの劣化や空気圧、キャンピングカーの重量が重いことなどが主な原因となっています。バーストを防ぐためには、重量に耐えられるように丈夫なタイヤを定期的に交換しながら使い、使用する前には必ず空気圧の確認を忘れないようにしましょう。
