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キャンピングカーのメンテナンスはどんなことをすれば良いでしょうか?

キャンピングカーのメンテナンスとして、日常点検で行うことをご紹介します。

日常点検を行うことで、キャンピングカーを長く大切に使用できます。

また、不具合が起きた時にすぐに気付くことができますので、危険の回避にもつながります。

 

 

キャンピングカーの日常点検

タイヤの空気圧の確認

タイヤが冷えている(走行前)状態で点検しましょう。
空気圧が適正であるかどうかは、タイヤ接地部のたわみ状態(つぶれ具合)で、確認することもできますが、タイヤエアゲージでの点検をおすすめします。
ハイエースの標準値として、

  • ハイエース ロング(乗用車ベース):前輪350KPa、後輪325KPa
  • ハイエース ロング(商用車ベース):前輪325KPa、後輪350KPa
  • ハイエース スーパーロング(商用車ベース):前輪350KPa、後輪400KPa

と、このような値になります。

キャンピングカーでは、この標準値を基準に、乗員及び家具重量分等により、標準値よりも約10%増量した値に設定されていることが多くあります。月に1度位は空気圧の確認をしましょう。

 

ホイールナットの緩み確認

車載工具のL型レンチの端部を両手でにぎり、軽く体重をかけるように力をかけましょう。
L型レンチの上にのったり、足で踏んでの締め付けはやめましょう。力がかかりすぎてしまうと、ハブボルトの破損につながります。

 

タイヤの溝の深さ、亀裂等ないかの確認

タイヤ接地面に表示されている、スリップサイン(溝の残りが1.6㎜)が現れてないか確認しましょう。

また、タイヤ接地面に極端な片べりなどの偏摩耗がないか、タイヤの側面や接地部分に著しい傷や亀裂がないかを確認しましょう。

釘や石などの異物が刺さっていたり、挟まっていないかも確認する必要があります。

 

灯火器類の確認

各ランプのレンズや反射器に、汚れや変色、破損、ヒビ割れがないか点検しましょう。
手で触って、各ランプが確実に取り付けられているかを確認します。緩んでいる場合は締め直しましょう。
汚れがある場合、ランプを清掃しましょう。また、破損やヒビ割れがある場合は、修理または交換が必要です。
各灯火器類がきちんと点灯することを確認しましょう。

 

ベルト類の確認

エンジンスイッチを必ずOFFにして点検します。
プーリとプーリの中間部を親指で強く押して、たわむ量が規定値内にあるか確認しましょう。
目視によりヒビ割れや傷などの損傷がないか点検しましょう。ベルトに損傷がある場合、早めに交換しましょう。放置しておくと、走らなくなってしまいます。

 

ブレーキオイルの量の確認

リザーバータンクのMAXとMINの基準線の間に液面があるか確認しましょう。

ブレーキ液面がMINより低い場合や、液の減少が著しい状態では走行しないようにしましょう。
空気が混入しブレーキの効きが悪くなったり、ブレーキ系統の液漏れが考えられます。ブレーキが効かずに、思わぬ事故につながる可能性もあります。

 

クーラント液の量の確認

点検は冷却水が冷えているときに、ラジエーター補助タンクで行います。

ラジエーターや、補助タンクが暑いときは、キャップを外さないようにしましょう。熱気や熱湯が吹き出してやけどをする恐れがあり、危険です。


ラジエーター補助タンクの冷却水の量が、タンク側面のFULLとLOWの間にあるか確認します。
不足している場合は、クーラント液を水でうすめ、ラジエーター補助タンクのFULLまで補給します。


冷却水の量が不足していると、ラジエーターの腐食やオーバーヒートによるエンジン破壊の恐れがあります。ロングライフクーラントは2年ごとの交換が推奨されています。

 

エンジンオイルの汚れ・量の確認

点検はエンジンの暖気後、エンジンを止めて、少なくとも5分以上たってから行いましょう。
オイルレベルゲージを抜いてきれいにふき、レベルゲージを一杯に差し込み再度抜いたときに、レベルゲージの上限と下限の間にオイルが付着するかを確認します。


オイル量が下限値以下の場合はオイルが減少していますので、給油キャップを取り外してオイルを補給します。
補給後、オイル量を再度点検し、上限と下限の間にあることが確認できれば、キャップを確実に取り付けます。

 

 

まとめ

キャンピングカーは、家であり車です。

家の部分のメンテナンスに目が行きがちですが、車の部分のメンテナンスも大事です。

家を載せる車の部分のメンテナンスは命を支えるためのメンテナンスとも言えます。

日常点検を怠ることなく、しっかりと行うことで、安心してキャンピングカーを運転できるでしょう。

 

 

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