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キャンピングカーが雨漏りしないようにする方法を教えてください。

雨漏りは、コーキングをやり直すことで、防ぐことができます。

コーキングとは

コーキングとは、気密性や防水性のために隙間を目地材などで埋めることを言います。

キャブコンなどのキャンピングカーであれば、ボディの外壁材やパネルの接合部、窓枠やベンチレーターの周辺、ビス穴や各種装備の取り付け部分など、多くの箇所に使われています。

コーキングは接着剤としても利用されますが、水の浸入を防ぐ効果もあり、浸水防止で施工されていることもあります。

 

一例として、ルーフベンチレーターがあります。

ルーフベンチレーターの取り付には、ルーフをベンチレーターの形にカットして、そこに枠をはめ込む必要があります。

その枠と切り口にはすき間ができますので、水の侵入を防ぐために、コーキング剤を充填します。窓枠もほぼ同様の使い方がされています。

車内でもつなぎ目や防水処理など至る所に使われています。

 

 

コーキングの手順

手順1.コーキングの状態の確認

コーキングには、多くの種類や用途があります。

シリコン系が一般的です。

シリコンは柔軟性があり、固まると硬質ゴムのような弾力性がある素材です。

 

室内に使用する場合は劣化しにくいのですが、車外での使用は、家の外壁と同様に、紫外線や風雨、寒暖差の影響を受けてしまい、劣化が進んでしまいます。

劣化が進むと痩せて、ヘコんだ状態になります。切れや割れが発生しているとさらに厄介です。水が染み込むようになってしまい、ひどい場合は車内まで浸水してしまいます。わずかな切れや割れであっても、毛細管現象で浸水してしまうのです。

 

手順2.コーキングの除去

補修において重要なことは、現状のコーキング箇所を剥がすことです。

初めて施工するのであれば問題ありませんが、すでにコーキングがある場合は徹底的に剥がさなければいけません。

 

上から塗って覆ってしまえば大丈夫だとは思わないようにしましょう。コーキングを重ねて施工することで、接着強度が落ちてしまい、せっかくコーキングしたものが無駄になってしまう可能性もあります。

また、割れや劣化部分だけの施工もすぐに劣化してしまい、また浸水してしまうことになります。

 

除去にはカッターや各種ヘラと同時にパーツクリーナーを併用すると効果的です。コーキングを剥がすのと同時に脱脂もできます。

 

手順3.マスキング

コーキングをキレイに仕上げるためには、マスキングが重要です。

マスキングがうまくできれば、あとはコーキング剤の充填に多少失敗しても問題ないでしょう。

 

マスキングで難しいとされるのがコーナー部分です。直線部分は幅だけを考えて、真っ直ぐに貼るだけなので簡単です。ただし曲線部分は、曲げながら貼る必要があります。綺麗な曲線になるようにマスキングを施すためには、餃子のようにひだを作りながら曲線に貼るか、細かくちぎって曲線になるように貼りましょう。

 

手順4.コーキング剤を充填

マスキングが終わったら、ガンを使ってコーキング剤を充填します。

もっとも難しいように思えますが、もっとも簡単な作業です。

 

コーキング剤はできるだけ均等に出すほうがよいですが、後から均しますので、多少多めでも少なくても問題ありません。均す作業はヘラを使うことで、スジが入らずキレイな仕上がりになります。

 

充填後は、コーキング剤が乾く前にマスキングテープを剥がします。乾いからマスキングテープを剥がしてしまうと、マスキングテープといっしょにコーキングも剥がれてしまいます。速乾性はないので焦って剥がす必要はありません。焦って剥がすよりも、ボディや窓にコーキング剤が付かないように注意しましょう。

 

 

まとめ

雨漏り対策として、コーキングのやり直し方法をご紹介しました。

コーキングは、もし失敗してしまっても硬化後に剥がしてやり直すことができますので、慌てず丁寧に行ってください。

まずは、簡単な窓周りやベンチレーターから挑戦してみましょう。

 

 

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