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アメリカ製のキャンピングカーにはどのような特徴がありますか?
ダイナミックな大きさがアメリカ製キャンピングカーの特徴です。
アメリカ製キャンピングカーの特徴
最大の特徴は大きさ
アメリカ製のキャンピングカーの最大の特徴と言えるのが、大きさでしょう。
アメリカでは、キャンピングカーのことを「モーターホーム」や「RV」と呼びます。
「ドリーバーデン25」というキャンピングカーは、狭い日本向けに作られていても、全幅2.46m、全長8.33mというサイズです。
マイクロバスやキャンピングカー(バスコン)として使用されるトヨタ・コースターのサイズは全幅2.08m、全長6.99mです。
この数字から見ても、大きさがお分かりいただけるでしょう。
ほかにも、さらにスペースを広げる工夫として、「スライドアウト」というものがあります。
これは車の壁面を外へせり出して、さらに広さを広げるためのものです。左右にどちらかに広がるもの、両方に広がるもの、後方に広がるもの、左右後方に広がるものがあります。
普段通りの生活ができる
アメリカ製キャンピングカーでは、冷蔵庫はもちろん、シャワーやトイレ、キッチンにはガスコンロに換気扇、フルサイズの冷凍・冷蔵庫、電子レンジ、中にがガスオーブンが付いている車もあります。
つまり、キャンピングカーの中で、普段の生活が完結できてしまいます。
日本でのアメリカ製キャンピングカー
アメリカでは2000年頃から、車幅が2.59mの車が主流になりました。これは、各社が大きさや豪華さ、機能の充実を競い合った結果です。
しかし、このような車は日本には輸入しても登録できません。
日本では、法律上車幅が2.5m未満と決められているからです。
結果、輸入されるのは、アメリカで「ナローボディ」と呼ばれるモデルか、日本向けに作られた車になります。
まとめ
アメリカ製のキャンピングカーは非常に大きな車体ではありますが、家としての機能も充実しており、キャンピングカーとして非常に優秀です。
ダウンサイジングされていても、十分な広さがあり、快適に過ごせます。