冬のキャンピングカー旅、寒さに悩んでいませんか?
暖房をつけても足元が冷えたり、バンクベッドが寒くて眠れなかったり――そんなお悩みを解決してくれるのが「ヒートエクスチェンジャー」です。
ヒートエクスチェンジャーは、走行中のエンジン熱を利用して室内を効率的に暖めてくれる便利な装備。この記事では、その仕組みや他の暖房器具との違い、導入メリットまで詳しくご紹介します。
寒さ対策にお悩みの方は必見です!
キャンピングカーの冬は寒い?暖房だけでは足りない理由
冬のキャンピングカーでは、暖房を使っていても「足元が冷える」「寝るとき寒くて目が覚める」といった悩みをよく聞きます。
断熱材を使っていても外気の影響を受けやすく、特に就寝時や停車中は冷え込みやすいのが現実です。
こうした「部分的な寒さ」をカバーするのは意外と難しく、従来の暖房器具だけでは限界を感じる方も多いのではないでしょうか?
ヒートエクスチェンジャーとは?仕組みと役割
ヒートエクスチェンジャーとは、車のエンジン熱(冷却水の温度)を利用して、車内の温水回路や温風に変換する装置のことです。
走行中に発生する熱を無駄なく利用できるため、燃料を新たに消費することなく暖房効果を得られるのが最大の特徴。
「走れば走るほど車内がじんわり温まる」という特徴から、効率的でエコな暖房方法として注目されています。
他の暖房器具との違いは?
キャンピングカーで使われる主な暖房器具と、ヒートエクスチェンジャーを比較してみましょう。
暖房器具 | エネルギー源 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ヒートエクスチェンジャー | エンジン熱 | 廃熱活用で経済的、走行中の暖房◎ | 停車時の暖房性能は限定的 |
FFヒーター | 軽油 | 停車中でも使用可能、即暖性◎ | 別途燃料が必要、初期費用がやや高め |
電気ヒーター | 電気(外部電源) | 安全・取り扱い簡単 | 電力消費が多く外部電源必須 |
ヒートエクスチェンジャーは「走行中に室内を温め、停車中も保温が持続する」という特性から、長距離移動や連泊の際に特に効果を発揮します。
ヒートエクスチェンジャーの効果とは?
ヒートエクスチェンジャーを導入することで、以下のような快適な効果が期待できます。
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走行中に自動で車内が暖まる
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エンジンの排熱を使うため燃費に優しい
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室内の温度ムラが少なくなる
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足元やベッド周辺の冷えを軽減できる
特にバンクベッドやリアベッドなど、暖気が届きにくい場所に効果的です。
ヒートエクスチェンジャーを導入するメリット・デメリット
メリット:
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燃料を使わず暖房できるため経済的
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移動しながら車内が快適に
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暖房効率がアップし、冬でも車中泊が快適
デメリット:
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取り付けにはスペースと専門知識が必要
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初期費用がやや高め(10〜20万円程度)
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停車中の単独暖房としてはやや弱い
費用や設置についての基本情報
ヒートエクスチェンジャーの導入費用は、部品+工賃でおおよそ10万〜20万円ほど。
車種やレイアウトによって異なるため、専門のショップに相談するのが安心です。
設置作業には冷却ラインや暖房配管の接続が必要なため、自分での取り付けは難易度が高く、プロに依頼するのが一般的です。
まとめ
ヒートエクスチェンジャーは、冬のキャンピングカーライフを快適にしてくれる心強い装備です。
他の暖房器具と比べても、走行中の暖房性能や経済性に優れており、長距離移動や寒冷地での利用に特に効果的。
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