キャンピングカーにカムロードが選ばれる理由とは
キャンピングカーのベース車両として長年にわたり支持されているのが、トヨタの「カムロード」です。小型トラックをベースに設計されており、荷重に強く、キャンピングカーに必要な車体剛性や積載性に優れている点が魅力です。多くの国産キャンピングカービルダーが採用しており、「ZIL」や「クレア」などの人気モデルにも搭載されています。
その信頼性と安定感から、ファミリー層からベテランキャンパーまで幅広く支持されている存在です。
新型カムロードの概要
現在「新型カムロード」と呼ばれるモデルは、2021年にフルモデルチェンジされたものです。旧型よりも性能や安全性が大きく向上し、現代のキャンピングカーユーザーのニーズに応える設計になっています。
- 最新の安全装備:プリクラッシュセーフティ、車線逸脱警報、ブレーキアシストなど
- 静音性・乗り心地の向上:長距離ドライブでも快適
- 燃費性能の改善:最新エンジン技術で効率よく走行可能
- デザイン面の刷新:現代的でスマートなフロントマスク
特にファミリーで長距離を走るキャンパーには、安全性能の進化が大きな魅力となっています。
2021年以降、新型カムロードはバンテックやナッツRVをはじめとするビルダーによって、人気キャンピングカーモデルに続々と採用されています。
3. 旧型カムロードの特徴
旧型カムロードは、長年の実績がある信頼のモデル。中古市場でも多く流通しており、メンテナンス情報も豊富です。特徴としては:
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整備性の高さ:全国の整備工場で対応しやすい
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ビルダーとの相性実績:多くのモデルに採用されているため、架装ノウハウが豊富
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中古価格が比較的手頃:初めてのキャンピングカーとして導入しやすい
実際にキャンピングカーのプラットフォームとして定評があるため、今でも旧型を選ぶユーザーは少なくありません。
4. 新型 vs 旧型 比較表:スペック・機能の違い一覧
比較項目 | 新型カムロード(2021年~) | 旧型カムロード(~2020年) |
---|---|---|
安全装備 | 充実(プリクラッシュ、LKA等) | 限定的(基本的な安全装備) |
エンジン性能 | 向上(低燃費・静音) | 実績あり・やや古い設計 |
乗り心地・静音性 | 向上 | やや硬めでエンジン音あり |
価格帯 | 高め | 手頃(中古市場で選択肢多) |
中古車流通 | 少なめ | 多い・相場が安定 |
5. キャンピングカー利用で重要なポイントから比較
カムロードをキャンピングカーとして使用する際、以下のようなポイントが重要になります:
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快適な長距離運転:新型は静音性が高く疲れにくい
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駐車や取り回し:両者ともにトラックベースで慣れれば扱いやすい
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生活空間との相性:室内装備の電源や空調など、架装ビルダーの工夫でカバーできる
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耐荷重性能と安定感:どちらも高水準で、車中泊にも安心感あり
使い方や旅のスタイルに応じて、どちらのモデルも快適なキャンプライフを実現してくれます。
旧型カムロードでも十分?選ぶ価値を再確認
旧型だからといって劣っているわけではありません。むしろ以下のような点で、旧型にも大きなメリットがあります:
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価格の手頃さ:新型に比べてコストを抑えられる
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整備実績が豊富:長年使われてきたため、情報も多くメンテナンスがしやすい
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必要十分な性能:街乗りから長距離走行まで対応可能
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選択肢の広さ:中古市場で自分に合った1台を見つけやすい
「まずは気軽にキャンピングカーを始めたい」「予算を抑えて楽しみたい」という方には、旧型は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
結論|新型・旧型、どちらを選ぶべき?
どちらが正解ということはなく、それぞれに適したユーザー層があります。
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新型がおすすめの方
→ 安全装備や快適性を重視する方/新車購入を検討中の方/長く乗りたい方 -
旧型がおすすめの方
→ 初めてキャンピングカーに挑戦する方/コスト重視の方/中古市場から選びたい方
ライフスタイルや予算、使用頻度を踏まえて、納得の一台を選びましょう。
まとめ
カムロードは新旧どちらもキャンピングカーのベース車両として非常に優秀です。
新型は最新の機能と快適性を、旧型は実績とコストパフォーマンスを兼ね備えています。
どちらを選んでも、きっとあなたの旅の心強い相棒になってくれるはずです。
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