キャンピングカーを選ぶ際、多くの人が悩むのが 「マルチルーム」 の有無です。
マルチルームは、トイレやシャワー、収納スペースとして活用できる一方で、限られた車内スペースを圧迫してしまうこともあります。
この記事では、マルチルームのメリット・デメリット、レイアウトの違いについてキャンピングカーのプロが徹底解説します。ぜひ、あなたにとって最高の1台を見つけるための参考にしてください。
マルチルームとは?
マルチルームとは、キャンピングカーの中に設置される小さな個室スペースのこと。
主に以下の用途で使われます。
- トイレ・シャワールーム(簡易的な水回り設備)
- クローゼット・収納スペース
- 更衣室としての利用
- 簡易的な個室として使用
トイレ付きのキャンピングカーではマルチルームが必須になるケースが多いです。
しかし、そのスペースをどう活用するかは、キャンピングスタイルによって異なります。
マルチルームのメリット・デメリット
メリット
- 移動中や夜間でもトイレが使える
- 着替え等プライバシーの確保
- 収納スペースとして活用できる
- トイレ付きキャンピングカーとしてのリセールバリュー
長距離移動中や夜間、キャンプ場でのトイレの不便さを解消できます。
小さなお子様といっしょに旅行する際は安心です。
デメリット
- スペースを圧迫する
- トイレのメンテナンスが必要
- 必要がない場合はデッドスペースになってしまう
マルチルームを設置すると、ベッドスペースやリビングエリアが狭くなるため、特に小型キャンピングカーでは配置の工夫が必要になります。さらに、排水や清掃が必須になってしまうため、「手間が増えるから避けたい」と考える人も多いです。
マルチルームの有無で変わるレイアウト
- マルチルームあり
トイレやシャワーを完備でき、さらに収納が増えます。
一方、その分居住スペースが削られてしまいます - マルチルームなし
開放的なレイアウトにできるため、広々としたベッドやダイネットを確保可能です。
ポータブルトイレを導入すれば、必要なときだけ使用することができます。
一方、収納スペースはマルチルームありと比較すると少なくなるため、荷物が増えた際に困ることもあります。
どちらを選ぶべき?おすすめの考え方
- 長距離移動やファミリー向けなら「あり」
夜間のトイレや長旅の快適性、大人数時のプライバシーを考えるなら、マルチルーム付きが便利。 - 短期間の旅行やコンパクトな使い方なら「なし」
ベッドやリビングスペースを広く取ることができる。 - 折衷案として、ポータブルトイレを活用するのもアリ
普段は使わず、必要なときだけトイレを設置するスタイルもおすすめ。
まとめ
キャンピングカーのマルチルームは、快適な旅をサポートする便利な設備ですが、スペースを圧迫するデメリットもあります。「マルチルーム付きが絶対に良い」というわけではなく、旅のスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
自分に合ったキャンピングカーのレイアウトを選び、快適な旅を楽しみましょう!
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