ハイエースはキャンピングカーのベース車両として非常に高い人気を誇る車種ですが、最近では購入が難しくなっており、中には「納車まで1年以上かかった!」なんて声も。この記事では、ハイエースが買えない理由と、中古ハイエースの動向、中古車を購入するメリット、ハイエースの代替として考えられる車種を紹介していきます。
ハイエースが買えない理由とは?
ハイエースが購入しにくくなっている主な理由は以下の3点です。
- 生産遅延・半導体不足
近年、世界的な半導体不足や部品供給の遅れにより、多くの自動車メーカーが生産スケジュールの遅延を余儀なくされています。ハイエースも例外ではなく、特にディーゼルモデルの納期は大幅に伸びています。 - 法規制の影響
自動車の環境規制強化により、ハイエースのモデルチェンジや仕様変更が進められています。特に海外向けのハイエースが優先的に生産されているため、国内市場の供給が不足しているのです。 - 人気の高さによる需要超過
ハイエースはキャンピングカー、商用車、個人用カスタム車として高い需要があります。そのため、新車の注文が殺到し、中古市場でも価格が高騰しています。
ハイエースの中古市場はどうなっている?
- 販売価格・買取価格ともに高値傾向
流通量が減少しているため、中古車も高値で取引されることが少なくありません。さらに、ハイエースは耐久性の高さと需要の高さから、年式が古く走行距離の長い車両でも価格が下がりにくい傾向があります。
- 海外輸出の影響
ハイエースは海外でも人気があり、日本の中古車市場から輸出される台数が増加しています。そのため、国内で流通する中古車がさらに減り、価格が上昇するという悪循環になっています。
中古キャンピングカーを購入するメリット
- カスタム済みのキャンピングカーを安価に購入可能
中古車は新車に比べて価格が安くなるため、予算を抑えてカスタム済みのキャンピングカーを入手できます。 - 豊富なオプションと装備
前オーナーが取り付けた設備や装備品などのオプションが充実している場合が多く、すぐに使える状態で購入できます。
- 納車までの期間が短い
キャンピングカーは多くの場合受注生産で製造されます。特に日本製のものは注文に応じてカスタマイズが行われるため、納車までに時間がかかります。
さらに、ベース車両をディーラーから発注し、ビルダーが納入するプロセスを踏む必要があるため、ハイエースのような人気車両はさらに時間がかかってしまうことも。
中古のキャンピングカーはすでに完成しているため、最短数日で納車可能な場合もあります。
ハイエースの代替として考えられるモデル
ハイエースの納期が長く、中古市場でも高値がついている場合、他メーカーの類似車種を検討するのも一つの方法です。
- 日産 キャラバン
ハイエースと並ぶ商用バンの代表格であり、積載量やサイズ感が似ているため、代替として考えやすいモデルです。力強い走行性能と耐久性が魅力の一台で、最新モデルでは安全性能も充実しており、長距離移動時の安心感が向上しています。さらに、荷室には広い開口部と低床設計が採用されているため、重い荷物の積み下ろしがしやすい点もポイントです。
- 三菱 デリカD:5
オフロード性能が高く、アウトドアやキャンピング愛好者から高い支持を得るミニバンです。特に本格的な4WDシステムと高い最低地上高を備えているため、悪路走行にも適しています。また、ミニバンの特性を活かした快適な乗り心地とシートアレンジの自由度も魅力の一つです。 - TOYOTA ライトエースバン/タウンエースバン
ライトエースバン/タウンエースバンは、ハイエースほど大きくなく、軽バンよりも広い室内を求めるユーザーにおすすめしたい一台です。都市部での使用や小回りが必要な場面で非常に高い利便性を発揮するモデルです。
まとめ
今回の記事ではハイエースの購入が難しくなっている理由と中古車の動向とメリット、代替車種を紹介いたしました。
特に、すぐに使いたい方や予算を抑えたい方にとって、中古キャンピングカーは魅力的な選択肢です。新車ハイエースを購入するのが難しい方は一度中古キャンピングカーをご検討してみてはいかがでしょうか。
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