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納車待ち1年半?!海外でも大注目のトヨタハイラックス一体型キャンパーとは?
キャンピングカーショーはキャンピングカー愛好家たちが待ちに待つイベントです。しかし、今年の『東京キャンピングカーショー2023』で最も注目を集めたのは、ダイレクトカーズが手掛けた『BR75』、トヨタハイラックスをベースに架装した一体型キャンパーです。
BR75とは?
「パッと見のデザインで目を引く車両ではあるので、おかげさまでかなり注目をいただいております。」とダイレクトカーズの代表者が語ります。ピックアップトラックである『ハイラックス』ベースというと、荷台部分にシェルを積んで“トラキャン”仕様にするのはあるんですが、一体型になっているキャブコンというのは、ダイレクトカーズでしか販売していないそうです。
形がある程度決まってしまう“トラキャン”仕様に対し、自由に成形できる一体型の方がデザイン面で有利に作用します。また、乗車部分との行き来も自由にできたりするが、その分開発には苦労が伴っているとのこと。
車両の詳細
展示された車両には、居住空間にテレビや家庭用エアコンも完備し、リアにシンクやシャワーといった装備も付属しています(一部オプション設定)。上からベッドを引き出すこともでき、乗車定員5人で、大人3人、もしくは大人2人に子ども2人まで社内で寝ることも可能です。
「この車は、ガッツリキャンプを楽しむ家族連れというよりは、遊びに行くための趣味の車を探していらっしゃる方に、興味を持っていただくことが多い印象です。」とダイレクトカーズの代表者は語ります。
海外でも人気
今年1月の『ジャパンキャンピングカーショー2023』で発表されると、そのデザイン性の高さから大きな反響を巻き起こし、国内のみならず海外からも多数問い合わせが届いています。その人気に加え、メーカーからの車両の供給が追いついておらず、納期についてはだいぶ先になってしまうとのこと。
「おかげさまでかなり受注を頂いているんですが、現在オーダーストップがかかっている状態でして…。納期に関しては、オーダーが再開した後、1年~1年半くらいかかるような状況ですね」とダイレクトカーズの代表者は語ります。
価格は、1098万円からで、写真の展示車はオプション装着車のため、1219.6万円となっています。
まとめ
トヨタハイラックス一体型キャンパー、BR75。その美しいデザインと機能性から人々の心を捉え、キャンピングカーマニアたちを魅了しています。その人気は止まることを知らず、既に納車待ちの時間が1年半にまで伸びています。このブームがどこまで続くのか、楽しみにしていましょう。