これであなたもプロキャンパー？！キャンプで使える資格の「キャンプインストラクター」とは？
キャンプのプロとして指導することができるのが「キャンプインストラクター」です
キャンプインストラクターとは
キャンプインストラクターとは、キャンパーや、そのグループに対して、キャンプのプログラムなどについての指導ができることを認める資格です。テントの張り方や、キャンプでの炊事のやり方など、キャンプの技術についてだけでなく、安全にキャンプをするために必要なことや、自然とのかかわり方など野外活動でのマナーなどについても知識があることが求められます。キャンプ場などのレジャー施設で働く人はもちろん、学校や子供会などでキャンプを引率する立場にある人や、アウトドア用品の会社などへの就職にも有利に働く可能性があります。もちろん、キャンプが好きな人が、自分がキャンプを楽しむために取るのもおすすめです。
キャンプインストラクターの資格を取るためには
キャンプインストラクターは、公益社団法人日本キャンプ協会が認定する民間資格です。各都道府県のキャンプ協会が開催する養成講習会に参加し、試験に合格することで取得できます。受講・受験資格は、18歳以上。講習や試験の内容はキャンプ協会によって異なりますが、参加費20,000円前後で、一泊二日のアウトドア実習をしながら講習を受け、最後に試験を行うのが一般的です。合格すると、別途登録料（15,300円）も必要になります。
ステップアップをするなら？
日本キャンプ協会では、キャンプインストラクターからステップアップする資格として、キャンプディレクター1級・2級が取得できます。キャンププログラムの企画や運営・評価能力を認める2級と、キャンプ事業のマネジメント能力を認める1級は、それぞれキャンプインストラクター、キャンプディレクター2級の資格所持が受験資格になります。
公認オートキャンプ指導者との違い
公認オートキャンプ指導者は、一般社団法人日本オートキャンプ協会（JAC）が認定するキャンプの指導者資格です。こちらも2日間の講習と試験を受けて取得するもので、オートキャンプだけでなく、キャンプ全般の知識が求められます。受験資格は20歳以上でJAC会員であることも必要で、試験は毎年冬に東京で開催されます。
まとめ
キャンプブームの高まりにより、キャンプの指導者としてのスキルを認定するキャンプインストラクターの資格も注目されています。より安全で楽しいキャンプをするために、キャンプ好きの人が取ることも多い資格です。興味がある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
