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実は知らないかも。キャンピングカーの走行中の設備利用について。

キャンピングカーでも、走行中はすべての設備が使えるわけではありません

キャンピングカー走行中の設備利用

ベッドやトイレがついていて、車内で使えるのが便利なキャンピングカーですが、いつでもどこでも使えるわけではありません。走行中は、運転席や助手席はもちろん、後部座席もシートベルトの着用義務がありますから、それを前提に走行中の設備利用を考える必要があります。

 

子供をベッドに寝かせる

走行中にベッドに寝るのは、道路交通法違反です。シートベルトができませんし、寝たままシートベルトをしても、正しく装着できていないということでNGになります。日本の法律では、走行中にベッドに横になってもいいのは救急車などの限られた医療用車両のみです。せっかくベッドがあるから、子供は寝かせたまま移動したい、というのはわかりますが、違反になるのでやめましょう。

 

トイレを使う

走行中は後部座席もシートベルト着用義務があるので、トイレに行くために歩き回ることはできません。駐車場などに停車すれば使用できますので、トイレは停車して使うようにしましょう。

 

キッチンを使う

キッチンの使用そのものが、走行中に規制されているわけではありませんが、これもシートベルトの関係で使えない場合が多いです。座席に座ってシートベルトを装着した状態でも届く位置にキッチンがあれば、走行中に使えることもあります。危険なので火を使うことはできませんが、冷蔵庫から物を出したり、レンジで温めるくらいであれば、車両によっては可能でしょう。

 

エアコン・テレビ

エアコンやテレビなどの、座席からリモコンで操作できるような電化製品は、基本的に使用可能です。ただし、走行中はカーエアコンが使えるのでエアコンを使う必要はあまりないでしょう。キャンピングカーは電力に限りがある場合が多いので、サブバッテリーの容量を考慮しながら家電を使う必要があります。

 

まとめ

キャンピングカーには便利な設備がたくさんついています。走行中もこれらの設備が使えれば便利なのですが、後部座席にもシートベルト着用義務はありますし、立ち歩くのは危険ですので、シートベルトを外さないと使えないものは使わないようにしましょう。ベッドも、走行中に使ってもよいのは医療用の車両のみと決められていますので、寝ながら移動することはできません。