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知らないと怖いタイヤバースト。これだけは知っておきたい!キャンピングカーのタイヤ知識とは?
キャンピングカーのタイヤは、普通車のタイヤとは異なります
キャンピングカーのタイヤが普通車のタイヤと違う理由
キャンピングカーには、ダイネットやベッドといった家具だけでなく、冷蔵庫やエアコン、電子レンジなどの家電製品も搭載しているため、普通車に比べて重量が重くなります。そのぶん、タイヤにかかる負担が大きくなりますから、それに耐えるタイヤが必要になるのです。同時に、キャンピングカーは遠くに出かけるために長時間走行をしたり、高速道路を走ったりすることも多いため、走行性能や快適性も兼ね備えたいところです。
ロードインデックスを確認する
タイヤの「最大負荷能力」を数字で表したものを、ロードインデックスと言います。これは、タイヤ1本あたり何㎏の負荷に耐えられるかというものです。車の重量から必要なロードインデックスを割り出すこともできますが、純正タイヤのロードインデックスを確認するのが簡単です。キャンピングカーを購入した時には、その荷重に耐えられるタイヤが純正としてついていますから、そのタイヤのロードインデックスがいくらかを覚えておけば、タイヤを交換するときの参考になります。タイヤには、側面に「195/80/R15 107/105L」などと表記されており、ロードインデックスはそのうちの後ろ側の「/」で区切られた数字です。この場合は、107がシングルタイヤで使用した時のロードインデックスで、105がダブルタイヤで使用した時のロードインデックスになります。
空気圧にも注意
ロードインデックスに加え、空気圧が適正でないとバーストなどのトラブルを引き起こします。適正な空気圧は、運転席のドアの内側にシールなどで記載されているので、その数値になるようにこまめにチェックをしておきましょう。気温によっても空気圧は変動するので、その点も注意が必要です。
キャンピングカー専用タイヤも
タイヤメーカーから、キャンピングカー専用として発売されているタイヤもあります。普通のタイヤよりも重量負荷に強く、扁平率を大きくすることで乗り心地も良くなるように作られているので、こうしたタイヤを選ぶのもいいでしょう。
まとめ
キャンピングカーは、普通車に比べて重たいので、タイヤにかかる負荷も大きくなります。バーストなどのリスクがあるので、必ずロードインデックスを確認して車重に対応したタイヤを使用し、空気圧もこまめにチェックしましょう。キャンピングカー専用のタイヤを使うのもおすすめです。