Just another WordPress site

トップ > Q&A > キャンピングカーの設備 > キャンピングカーのエンジンを切っても暖房が使える、エアヒーターとは?

キャンピングカーのエンジンを切っても暖房が使える、エアヒーターとは?

FFヒーターとも呼ばれるエアヒーターは、空気を汚さずわずかなガソリンで車内を温めてくれる優れものです。

エアヒーターとは

キャンピングカーに設置するエアヒーターとは、ガソリンを燃料とする暖房用のヒーターです。Forced Draught Balanced Flue Type、つまり強制給排気式のヒーターで、頭文字をとってFFヒーターと呼ばれます。車中泊など車内で過ごすことの多いキャンピングカーにはこのエアヒーターが装備されていることが多く、オプションではなく標準でついていることも多いほどの設備です。

 

エアヒーターのメリット

 

燃料の調達が不要

エアヒーターの燃料はガソリンですが、このガソリンはヒーター用に用意をする必要はなく、走行用の燃料タンクのものをポンプで送り込んで燃焼させています。使用量も少なく、1リットルもあれば4時間以上つけっぱなしにできるなど、非常に効率よく車内を温めることができます。

 

車内の空気を汚さない

狭いキャンピングカーの中で一晩中暖房をつけるとなると、車内での一酸化炭素中毒などが心配されますが、エアヒーターは車内でガソリンを燃焼させるのではなく、車外の空気を利用してガソリンを燃焼させるため、車内の空気が汚れることはありません。

 

エンジンを止めた状態で使える

車のエアコンはエンジンを止めた状態で使えないことはありませんが、使い続けるとバッテリーが上がってしまいます。エアヒーターはエンジンを止めた状態でも使えるので、車中泊などの際に快適です。

 

後付けも可能

エアヒーターがついていない車でも、後付けでつけることが可能です。また、車以外でもガソリンを使う車両なら取り付け可能で、船舶などにも使われます。取り付けは、安全のために専門業者にお願いしたほうがよいでしょう。

 

エアヒーターを使う時の注意

エアヒーターは車内の空気を汚さず、燃料も燃料タンクのものを使うので寒い冬の車中泊でも安心ですが、大雪の日だけは注意が必要です。車外にある排気口が雪で覆われてしまわないようにしましょう。排気ができなくなると、不完全燃焼などの不具合の原因になってしまいます。

 

まとめ

エアヒーターは、走行に使われるガソリンを車内の暖房に利用したヒーターで、FFヒーターとも呼ばれます。燃料タンクのガソリンを使用するので、別途燃料を調達する必要もなく、エンジンを止めた状態でも使用でき、車内の空気も汚さないため寒い冬の車中泊にも最適です。

 

 

そのほかの「よくある質問」はこちら

選べる3つの買取方法

電話で査定

WEBで査定

LINEで査定