ドローン、スマホはOKだが、ヒーターや電気ケトルはダメ？ポータブル電源で使える電気製品と使えない電気製品。
ポータブル電源は、容量や出力によって使えない電気製品もあるので注意しましょう。
ポータブル電源が使えないものもある？
ポータブル電源を選ぶときに注目することが多いのが容量です。ポータブル電源とは大きなモバイルバッテリーのようなものですから、そこにどれだけの電力が蓄えられるかは大切でしょう。もちろん容量が大きいほうがより多くの電力を使うことができるので便利です。
その一方で、もうひとつ気を付けないといけないのが出力の大きさです。出力が100Wまでであれば、消費電力100W以下の家電しか使うことができませんし、500Wまでであればより大きな家電も使うことができます。ただし、大きな出力が必要になるような家電は消費する電力が大きくなるので、長時間使おうとするとバッテリーの容量もかなり大きくないと厳しくなります。
100W以下で使える家電
小さめの家電であれば、100W以下で使えるものは多いです。ドローンやスマホなど屋外で使いそうなものも多くあります。ポータブル冷蔵庫や、扇風機、電気毛布など、キャンプで活躍しそうなものもたくさんあります。一般的なポータブル電源は100Wは使えることが多いので、これらの家電はあまり気にせずに使って大丈夫でしょう。
注意が必要な家電
100Wを超える家電は、そのポータブル電源が対応しているかを確認して使うことが大切です。たとえば、炊飯器は240W、ホットカーペットは300W前後が必要なことが多く、それ以上の出力をもつポータブル電源でないと使えません。電気ケトルなどもキャンプで使えると便利なのですが、意外と消費電力が高く、1000W を超えるのも少なくありません。こうした家電を使うには、やはり出力の大きいタイプが必要になるので、余裕を見て用意したほうがよいかもしれません。
まとめ
ポータブル電源があれば、停電時やアウトドアでも家電を使えて便利です。とっても、ポータブル電源があればどんな家電でも使えるわけではないので、注意しましょう。100W以下の小さめの家電であれば基本的には問題ありませんが、小さくても電気ケトルなどは意外と必要な電力が大きいので使うことが出来ません。こうした家電を使いたい場合は、より大きな電力が出力できるポータブル電源を使う必要があります。容量や出力が大きいタイプは便利ですが、価格も高くなりやすいので、使いたい家電を考えて、それに合わせて選ぶのがおすすめです。
