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気化圧縮式、電子式、吸熱式。キャンピングカー冷蔵庫の仕組み3つの違いは?

キャンピングカーで使われる冷蔵庫は、冷却の仕組みの違う3つの種類が良く使われています。

キャンピングカーの冷蔵庫

キャンピングカーには、最初から冷蔵庫が設置されているのも多いです。冷蔵庫があれば、いつでも冷たい飲料を飲むことができたり、食材を傷めることなく持参できるなど、何かと便利でしょう。

キャンピングカーで使われる冷蔵庫には、冷やす仕組みによって気化圧縮式、電子式、吸熱式などの種類があります。

 

気化圧縮式

家庭用冷蔵庫でも使われているのが、気化圧縮式の冷却方式です。物質は気体が液体になるといった状態変化を起こす時に、熱のやり取りを行いますが、液体が気体になるときに周りから熱を奪う気化熱の働きを利用して温度を下げるのが気化圧縮式冷蔵庫です。

コンプレッサーを使って冷媒を圧縮することで気体を液体にし、それを減圧して気体に戻すことを繰り返すことで、冷却し続けることができるのです。このタイプの小型冷蔵庫を搭載しているキャンピングカーもあり、よく冷えて便利ですが、多少音がするので気になる人もいるかもしれません。

 

電子式

2種類の金属を繋いで電気を流すと片方が吸熱して片方が発熱するという「ペルチェ効果」により冷却するのが電子式です。ペルチェ式と呼ばれることもあるこの方法で冷蔵庫も作られていて、電気を流すだけなので騒音がないというメリットはありますが、あまり冷却力が強くないため、しっかり冷やしたい場合には物足りないというデメリットもあります。

 

吸熱式

アンモニアを温めて気化させ、その時の気化熱によって庫内を冷やすのが、吸熱式の冷蔵庫です。アンモニアさえ温まればよいので、熱源として電気を使ったり、カセットガスを使うこともあり、それらが併用できる2wayや3wayの冷蔵庫なども車内用としてよく使われています。

車外に持ち出せるタイプのものであれば、外でバーベキューをするときなどにも手元でドリンクを冷やすことができるなど、便利な点も多いです。

 

まとめ

キャンピングカーに搭載する冷蔵庫としては、気化圧縮式、電子式、吸熱式などのタイプがありますが、これらは庫内を冷やす仕組みが異なります。しっかり冷やしたいなら気化圧縮式か吸熱式ですが、音が気になるかどうか、動力として何を使うかによっても選ぶ選択肢は異なりますので、キャンピングカーの使い方に合わせて、使いやすそうなものを選ぶとよいでしょう。

 

 

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