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バーストや横転など思わぬ事故防止に。キャンピングカーのタイヤ、ハブボルトを3年に一度交換する必要がある?
安全にキャンピングカーに乗るには、定期的にタイヤを交換し、ハブボルトの状態を確認することが大切です。
キャンピングカーはバーストに注意
車体が重たくなりがちなキャンピングカーは、一般車に比べてバーストのリスクが高いとされています。そのため、キャンピングカーに乗る場合はタイヤを早めに交換したり、こまめにチェックをして気を付けているという人もいるでしょう。もちろん普通車でもタイヤのバーストは危険ですが、キャンピングカーは車体が重い上に車高も高いので、横転したりコントロールを失って大きな事故につながることも多いので注意が必要です。
タイヤだけでなく、ハブボルトの交換が必要なことも
キャンピングカーの重い車体を支えているのは、タイヤだけではありません。タイヤを車に固定するハブボルトにも常に大きな負担がかかっています。このハブボルトが折れて事故につながることもあるので、タイヤを交換するときは必ずハブボルトの状態も確認し、状態によっては交換する必要があるとされているのです。
ハブボルトは、ハブの裏からボルトが差し込まれる形になっており、スペース的にハブが抜けない場合はハブを車から取り外してハブボルトを交換することになります。ハブボルトがハブ裏から差してあることで、タイヤ交換は簡単なのですが、ハブボルトの交換は素人には難しいのです。
3年に1度の交換を
タイヤそのものは、キャンピングカーによる負荷が高いことを考えると3年に1度の交換が良いとされており、実際にそうしている人が多いのではないでしょうか。その時に、ハブボルトも交換するのが最も安心ですが、ハブボルトの交換のためにハブを取り外す作業が必要な場合は、工賃もかなりかかるので、定期的にハブボルトの状態を確認して、必要に応じて交換するようにしましょう。こまめに点検して、交換するときはすべてのハブボルトを同時に交換する方が安心です。
まとめ
ハブボルトは一般的にタイヤほど頻繁に交換するものではありませんが、タイヤとの相性や、取り付け方などによっては劣化が早く進むため、交換も視野に入れた点検を定期的に行うことが大切です。折れてしまうと、大きな事故の原因になりかねませんので、こまめに点検して安全な状態でキャンピングカーに乗るように心がけましょう。