キャンピングカーのラダー。固定式と収納式、伸縮式などその種類と役割について。
キャンピングカーに必要なラダーは、固定式以外にも収納式や伸縮式などいろいろなタイプがあります。
キャンピングカーのラダー
車高の高いキャンピングカーには、ラダーが必要になります。ルーフの上の洗浄のほか、バンクベッドのウインドウを外から修理したり、サイドオーニングの整備など、高い部分についている装備を触る際に届かないことが多いためです。このラダーには固定式や収納式、伸縮式などいろいろなタイプがあります。
固定式ラダー
キャブコンの後部に取り付けてあることが多い固定式ラダーは、完全にその部分に取り付けているものなので取り外しはできません。その代わり、いつでも簡単に上り下りできて、しっかり取り付けてあるので安全です。上り下りするだけでなく、ラダーに取り付けるラックを使うことで、自転車や荷物などを取り付けることもできます。ただし、取り外しができないので、キャンピングカーの前方のルーフ部分など、遠い場所をちょっと見るには不便な点もあります。
収納式ラダー
折りたたんで収納するタイプのラダーです。取り付けて使うわけではないので車のどの部分でも使うことができるのがメリットです。収納のやり方にいろいろなタイプがあるので、できるだけ簡単に出し入れできるものにすると便利でしょう。あまり大きいものは収納しても邪魔になるので、コンパクトになるものが人気です。キャンピングカーの大きさに合わせて、必要な長さのラダーを探すようにしましょう。
伸縮式ラダー
収納式ラダーの一種ですが、長さを伸縮させることで必要な長さのラダーにして使うことができます。一段ごとに引き出してストッパーで止めると固定されるようになっており、比較的扱いも簡単です。非常にコンパクトになるのが特徴で、伸ばすと3ｍ以上になるようなかなり長いラダーも、収納時は1ｍ以下のサイズになるので、キャンピングカーの収納に入れていても邪魔になりませんし、もちろんキャンピングカー以外に自宅で使うのにも便利です。
まとめ
キャンピングカーのラダーには、後部に取り付けてしまう固定式のほか、収納式のものもあります。最近ではかなりコンパクトになる伸縮式のラダーも人気で、固定式のものがついていてもひとつ持っておくと便利でしょう。いろいろなタイプがあるので、必要に応じた長さで、使い勝手の良いものを探しておくことをおすすめします。
