トヨタのカムロード、日産のアトラスなど、商用車ベースキャンピングカーのメリット2つ。
キャブコンのベース車両として、カムロードやアトラスなどの商用ベース車両がよく使われます。
商用車ベースのキャンピングカー
キャンピングカー、特にキャブコンのベース車両としては、トヨタのカムロードや日産のアトラスなどの商用車が多く使われています。特にカムロードは、ダイナをベースにキャンピングカー専用に作られた車両で、国産キャブコンのベース車両として最もよく使われている車です。バンコンのベース車両としても、ハイエースなどの商用車が広く使われています。軽キャンのベース車両には軽トラが使われることが多いですし、業務用とレジャー用という真逆の用途でありながら、キャンピングカーのベース車両として使われるのは面白い点だといえるでしょう。
商用車ベースのメリット
商用車以外の車をベース車両としたキャンピングカーもたくさんありますが、商用車ベースのキャンピングカーの人気が高いのは確かです。商用車をキャンピングカーのベース車両とするのに、どんなメリットがあるのでしょうか。
コストが下げやすい
商用車は、基本性能を重視したものが多いことから、比較的価格が安いものが多いです。キャンピングカーは、居住スペースにこだわりたいという人が多く、さまざまな装備を搭載するため一般的な車よりも価格が高くなる傾向があります。そのため、基本性能がしっかりしていて、なおかつ価格がコストが抑えられるということで、ベース車両に商用車を使うことが多いのです。
カスタマイズしやすい
キャブコンのベース車両として使う場合、一般的な車両だと運転席やシャーシ以外の部分を切り取ることになります。その点、カムロードは、キャンピングカー専用のベース車両ですから、そのままシェルを架装することができます。また、商用バンなどは内装がシンプルで荷物が積みやすいものが多いので、キャンピングカーに加工する際にも便利なのです。
まとめ
キャンピングカーのベース車両としては、トヨタのカムロードや日産のアトラスなどの商用車が使われることが多いです。キャブコンだけではなくバンコンでもハイエースは人気のベース車両になりますし、軽キャンのベース車両には軽トラが使われます。商用車は、走行性能がしっかりしていながらコストが安く、シンプルな内装もキャンピングカーに適しているといった点がベース車両として人気の理由です。
