キャンピングカーをいつまでもきれいに乗りたいなら、アルミパネル仕様車がおすすめ。

FRPは丈夫ですが汚れやすいので、きれいに乗りたいならアルミパネル仕様車です。

キャンピングカーの外装

キャンピングカー、特にキャブコンの表面は白くてつるつるしたものが多いのですが、これは、FRPという素材にゲルコートを施したもので、塗装が行われているものではありません。

FRP樹脂を流し込む前の型にゲルコート樹脂を薄く流し、そこにFRP樹脂を流すことで、FRPの表面にゲルコート加工ができるというものです。このゲルコーとは非常に丈夫で、傷がつきにくく、傷がついてもコンパウンドで磨くことで再生できるため、アウトドアユースの多いキャンピングカーには最適なのです。

しかし、紫外線や雨風に晒されると徐々に劣化して白い粉をふくようにになったり、黒い雨染みができるようになってしまうのです。この汚れは通常の洗車では取れないので、きれい好きの人にとってはストレスになるかもしれません。

綺麗に乗りたいという場合は、FRPボディのキャンピングカーではなく、アルミパネル仕様車を選ぶのがおすすめ。

アルミパネル仕様車とは、簡単に言うと普通の乗用車と同じ外装の車です。アルミでできたボディに、塗装を施して仕上げます。乗用車と同じ外装なので、雨や風で劣化することなく、洗車をすればいつまでもきれいな状態を保つことができるのです。

街乗りにも利用している人の場合は特に、きれいな状態でキャンピングカーに乗りたいという人も多く、アルミパネル仕様車も人気となっています。

アルミパネル仕様車は、乗用車と同じように表面に塗装を施しているので、傷がつくと補修を行わなければいけませんし、パネルそのものの強度は強いものの、接合部分がどうしても弱くなりがちです。

一方、一体型のFRPに比べると安価で、ボディのサイズ変更が容易というのもアルミパネルのメリットです。

キャンピングカーのボディの主流であるFRPのゲルコートは、丈夫で傷に強く、アウトドアには適しているものの、紫外線などによって劣化しやすく、雨染みがとれにくいので汚れが目立つというデメリットがあります。

きれいにキャンピングカーに乗りたい人は、FRPではなくアルミパネル仕様を選べば、乗用車と同じ素材なのできれいな状態を保つことができるでしょう。